４．とにかくおうちに帰りたい ページ8
あれから数時間、何だかんだで放課後になるとすぐさま学校内を案内した。図書館やら放送室、生徒が入ってはいけない教材室から校長室のとなりの謎の部屋まで……。とにかく一通り説明しながら廊下を歩いていた。
｢ざっとこんな感じかな｣
｢凄いなお前……先生が知らなそうな事も教えてくれるしよ｣
｢え、そうかな？普通だと思うけど……｣
｢なんだこいつ天才かよ……｣
学校案内が終わると空き教室の椅子に2人で座り込む。自分の知ってることしか言ってないから分かりにくいと思ったんだけど……。どうやら大丈夫だったみたいですね！
私は言いもらしがないか考えつつも、湊に何か知らないことがないか聞いてみた。
｢特にねぇけど……あ、そうだ｣
｢ん？なんかあった？｣
何だろう、と思って顔を覗き込みと、何やら心配そうな表情をしていた。
｢お前さ、時間大丈夫なの？｣
｢うん？……あ、家？大丈夫！鍵あるし」
｢本当か？｣
｢うん。ほら証拠だってここに……ん？！｣
｢え、もしや……｣
──そこにあったのは家の鍵ではなく、あほそうなキャラのマスコットだけだった。
｢やばい……これじゃ家に帰れない……！！｣
｢え、親とか居ねえの……？｣
｢昨日からパパ出張で……ママも８時まで仕事だし……｣
｢兄弟は？｣
｢弟いるけど今日臨海学校とかで帰ってこない……」
ああ、流石ににやばくなってきたな……。
｢マジかよ。誰か頼れるやついねぇの？｣
｢千晴ん家はちょっと遠いし。……というか、さすがに８時までいれないし｣
ご飯や宿題の心配もしつつ、今日は野宿かな……なんて思っていると。
｢……れば」
｢え？何？｣
｢俺んち来ればよくね？｣
｢……えっ｣
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ツナ缶(プロフ) - えっと、ipadの充電器がポックリ逝っちゃったんで更新出来ませんでした。最新話のデータはipadのなか。…何とかして新しく続き書くのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年9月29日 13時) (
レス) id: a7dc159b12 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - うぇっへーい＼(^O^)／更新しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(( (2018年4月5日 22時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - 16,サバゲーについて。一部書き直しました (2017年10月16日 21時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - 如月あてんしょんさん» ありがとうございますm(__)m返信遅くてすいませんm(__)m (2017年10月7日 18時) (レス) id: 621cc031de (このIDを非表示/違反報告)
如月あてんしょん - いつも読ませてもらってます！とても面白いです！更新は難しいですが頑張って下さいね☆ (2017年9月10日 13時) (レス) id: d5977170aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツナ缶 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tunanokandume/
作成日時：2017年6月8日 22時
