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表情がくるくる変わる子だ。
ジフニヒョンの言った言葉が頭の中を回っていく。
やっぱり見た目で判断するのはダメらしい。
__「それにしてもすごい服装ですね」
DK「……そ、そうかな、ダメだった？」
__「個性的で良いと思いますよ」
SC「うまいことを言うな、A」
__「スンチョルさんだってたまに変な格好してくるじゃないですか」
SC「お前はいつも兄ちゃんのお下がりじゃねえか」
__「私はそれが良くて着てるんです」
SC「……オレのは？」
__「着ません」
小刻みに首を振れば、その動きに従うように黒髪が揺れた。
それに見とれながら、思い浮かんだことを聞いてみる。
二人とも雰囲気に似合わず柔らかい空気を放つから、多分口を挟んでも大丈夫だろう。
DK「A……さんは、」
SC「呼び捨てでいいぞ」
__「なんでスンチョルさんが言うんですか」
SC「お前がいつまで経っても堅苦しいからソクミナに伝染したんだろ」
心の中で『A』と呼んでみる。
じりっと指の先が痺れた。
__「それで、どうしました？」
DK「A、は……なんでここに？この場所って何かあるんですか？」
__「ああ、会社の中でここが一番遠くまで見えるからですよ」
DK「遠くまで……外を？」
__「兄を待ってたんです」
SC「そう言ってればA。ほら、帰って来たぞ」
ヒョンの言葉に、また髪が波を打った。
すぐさま齧るように窓枠を掴んだ女の子は、窓から外を見下ろして「わっ」と小さく声を上げる。
嬉しさが隠せないらしい。
肩が大きく跳ねた。
SC「行くのか？」
__「はい！ソクミナも」
DK「えっ？」
__「兄は……先輩達は、私が紹介してあげますね！」
そう頬を綻ばせてにっこりと笑みを作り、オレの腕を強く引く。
目を大きく開けてスンチョリヒョンを見ると「転ばないようにな」と、小さい子供へ言うように手を振った。
手を引いて階段を駆け下りていくAが、時折後ろのオレに目を配らせる。
頭の芯が痺れ、心臓がびりびりと疼く。
目まいに似たその衝動が、初めての恋だと言う事に気が付いた瞬間だった。
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みみ - ま、まって...!姿見に星が写っててカメラ持って拗ねてるってセブチのバラエティかなんかで見た、、！笑既視感！！ (2020年9月25日 7時) (
レス) id: 54f59f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。頑張ります！ (2019年11月27日 8時) (レス) id: c619cb401b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - セブチ大好きです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年11月26日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ワナワンとBTSとセブチ大好きです最高です (2019年10月3日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ky3mzkさん» ありがとうございます！むしろその三組しか出さないんですが、またお暇なときにでも楽しんでもらえるとうれしいです！ (2019年8月14日 21時) (レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの | 作成日時：2019年7月30日 13時
