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＊
ゆ「ハマももう着くて」
「なんでみんな別々で来るんすか」
ゆ「ええやろ別に」
「ハマ来る前に下履けて、お前、頼むから」と言われ、
渋々スウェットに足を通す。
ゆ「うわ、お前もう飲んでるやんけ」
「もりしに飲まされました」
盛「え？！すごい流暢な嘘つくやん！」
「乳も揉まれかけました」
ゆ「なにしてんねんおまえ」
盛「え？！なに、ここ！パラレルワールド？！」
全力でつっこむもりしを見て、ご満悦そうにケラケラわろてる。
そうそう、その顔。
ずっとその顔でおってほしいんよな。
「あっ」
思い出したかのように声を上げ、「なんや急に」って驚いてるゆず兄に正面向いて
「昨日はすみません。ありがとうございました。」
深々としたおじぎ。
さっきまで、すま◯こって言ってたやつとは思えん。
ゆ「あーええねんええねん、そんなん」
「ご迷惑おかけしました」
ゆ「ええから、お前が元気ならそれで」
「っす」
バツの悪そうな顔して、下げた頭をわしゃわしゃ撫でる。
体の小ささのせいなのか、Aの頭は大型犬ばりによく撫でられる。
盛「お前きっしょ、全然ちゃうやんけ俺らんときと」
リ「俺らにはすま◯こだけでしたよ」
「え？！やめて？！下品！」
リ「ふはっ、こいつめちゃくちゃや」
理不尽すぎる罵声に、思わず笑ってしまう。
「きゃーやだ〜妊娠する〜」なんて言いながら、クネクネしてみせて。
いつも通りの絡みに、心底安心する。
大丈夫、きっと、全部元に戻る。
俺らも、こいつも、また同じ舞台に立てる。
濱「Aーー！！！！！」
「はまさーーーーん！！！」
でかいリュックを投げ捨てて、でかい体が両手広げてAに突進。
濱「ほんまにほんまに心配した！！ほんまに！！」
「すんません、連絡せんで」
濱「めっちゃ痩せたんちゃうん？抱き心地なんかちゃうんやけど」
リ「これでもだいぶ戻った方すよ」
「お世話焼きたちに食べさせてもろてます」
昨日のゆず兄よろしく、全力の寵愛を注ぐ兄さん。
いや、もはや母さん。
濱「めっちゃええ肉持ってきたから、いっぱい食べや」
「わーーい」
濱「ほんでまたこんなタバコ吸うてんの？！やめや？ほんま」
「あー、、」
濱「男遊びは？してへん？？またなんか変な男呼んだりしてへん？」
リ「ちょっと前までしてたよな」
「ちょ、アホ！言わんでええやろ！」
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作者名：よいちょちょちょ丸。 | 作成日時：2022年2月24日 10時
