No.６８ ページ29
no side
体育祭当日──────
１−Ａの控え室で
轟の宣戦布告が行われた後
プレゼント・マイクの実況が始まる。
おい誰だ雑って言ったの。←
《雄英体育祭！！
ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る
年に一度の大バトル！！》
《どうせてめーらアレだろこいつらだろ！！？
敵の襲撃を受けたにも拘わらず
鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星！！！》
《ヒーロー科！！》
入場口に人影が現れる。
《１年！！！》
《Ａ組だろぉぉ！！？》
歓声が上がる。
Aはスポンサーの看板を眺めていた。←
《Ｂ組に続いて普通科Ｃ・Ｄ・Ｅ組…！！
サポート科Ｆ・Ｇ・Ｈ組もきたぞー！
そして経営科…》
普通科の生徒達は明らかに不満そうにしていた。
.
「選手宣誓！！」
ミッドナイトがムチを鳴らして言う。
「１８ 禁なのに高校にいてもいいものか」
「いい」
「静かにしなさい！！選手代表！！」
常闇と峰田の発言に怒るも
すぐに切り替えて代表の名を呼ぶ。
「１−Ａ 不知火A、爆豪勝己！！」
『は？？？』←
「え〜かっちゃんなの！？」
「あいつ男子では入試一位通過だったからな」
「Aちゃんは何でだ？」
「Aちゃんも入試一位通過なんよ！！」
スタスタと進む爆豪。
Aは逆に後ずさった。
『……聞いてない』
「言ってないもの！！」
『ヤダ。やらない。勝己だけで十分』
「一位の宿命よ！」
「おら、行くぞA！！早よしろ！！」
『やだぁ！！』
戻ってきた爆豪がAを引きずって行く。
ミッドナイトは青春…！と嬉しそうにしている。
「せんせー」
爆豪はAを捕まえたまま話し始める。
「俺が一位になる」
「絶対やると思った！！」
切島のツッコミが入り
各クラスからブーイングの嵐。
「A」
『…………』
頬を膨らませ不貞腐れていたAも
渋々とマイクに向かう。
『せんしゅせんせー』
えーっと、と小さく呟くと
思い付いたように話し始めた。
『一生懸命、頑張ります』
「短っ！？」
『え、短い？えっと……じゃあ……
自分の"個性"を生かし最大限に引き出せるよう
全力でPlus ultra!!したいと思います。
でもせっかくの体育祭なので楽しみたいです』
真顔で淡々と宣誓したAに言葉を失う生徒達。
「「「可愛いから許す…！！」」」←
「青春ねｯ……！！最っ高！！！」←
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沙羅(プロフ) - ゴーストさん» コメントありがとうございます！！弔くんキャラめちゃくちゃ崩壊してます(真顔)でもありがとうございます！！もっと面白く書けるよう頑張りますー！！ (2020年4月8日 17時) (
レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - エリィさん» コメントありがとうございます！お返事が遅くなりすみません！！弔くんもっとデレさせたいです……でもっ、敵だからっ…みたいな() (2020年4月8日 16時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
ゴースト - とむらのキャラ崩壊っぷりが凄い好きです！！ (2020年4月8日 16時) (レス) id: e9859dda90 (このIDを非表示/違反報告)
エリィ - いやぁぁぁ弔のデレがっデレがっ尊いイイぃ (2020年1月5日 0時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - noiseｰノイズさん» うわぁぁ！？ご指摘ありがとうございます！ホントですね！？直してきました！ありがとうございます！！ 今後も相澤先生とジャンジャン絡ませますね！Part３もよろしくお願いしますー！ (2019年8月14日 21時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2019年8月2日 19時
