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「「「ご馳走様でした!」」」


『お粗末さまでした。』





食べ終わったメンバー達は

美味しかった、と幸せそうに呟く。





「ケーキも絶品だったな。」


「もしかしてAの手作りか?」


『まぁね。父さんが帰ってくる記念に〜って思って
思わず作っちゃったんだよね。』


「俺達も食べて良かったのか!?」


『良いに決まってるじゃん!!
だって皆で食べた方が美味しいでしょ?』





ニッ、と笑うA。

幸村達もつられて笑った。





『……ロシア料理はカロリーが高いのもあるから
カロリー消費に運動すると良いかも。』


「それなら大丈夫。
俺達この後もテニスする予定だからね。」


『流石王者立海。』


「A先輩の料理が食べられるなら
俺、無限にテニス出来る気がします!」


『それは凄い。料理ならいつでも作るから
体壊さないようにテニスして下さい。』


「はい!!」





わんこ系男子(?)赤也である。

赤也の抜け駆けに顔を歪めるのは残りの6人。

Aは気付いていない。





「赤也。Aから離れて。」


「ゆ、幸村部長顔がマジっスよ……」





赤也は幸村の圧に冷や汗をかきながら

そっとAから離れる。





「A、ご馳走様でした。美味しかったよ。
イリヤさんもありがとうございました。」





幸村の礼にAもこちらこそありがとう、と笑う。





「あ、ああ……またおいで。歓迎するよ!」


『今度は皆の好きな物でも作ろうかな。
リクエスト待ってるよ。』





玄関先まで見送ると

幸村達は頭を下げて帰って行く。





彼らの背中が見えなくなった頃

イリヤはそっとAに話しかけた。

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沙羅(プロフ) - I like chocoさん» コメントありがとうございます!気まぐれ更新ですが頑張りますねー! (2020年3月9日 14時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco - お、面白い!続き待ってます! (2020年3月9日 13時) (レス) id: 1b7c1dd1e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2017年6月13日 23時

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