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倉「ごめんなんかしんみりしちゃって 笑」


倉「ほら、食べな?」






目の前にはケーキが大盛り乗ったスプーンが
差し出された






「ちょっと、こんな無理でしょ 」



倉「いけるって」







あーんなんて差し出してくるから
私も頑張って口に入れる。







「甘すぎ、笑」








口の中で甘ったるい生クリームの味が広がった









倉「あ、ついてる」








なんて海斗は私の口の周りについていたクリームを
掬うように舐めた









「、っばかほんとやだ海斗」


倉「なんでよ 笑」



「他の子にもそんなことしてたらみんな勘違いするよ」






倉「んーそうかもね」


なんて海斗はまた新しいビールのプルタブを引っ張る


その姿が妙に艶っぽくて思わず目が離せなかった。







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作者名:もふ子 | 作成日時:2021年1月11日 23時

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