ep.10 ページ10
YOUside
「無理…心臓もたない…」
大我さんに膝枕して、見つめ合って、
頭を撫でて、手を握られ…
猛スピードでフイッティングルームに駆け込む
そして鏡にうつる自分の姿、
「もこもこのパンツ…」
改めて普段、自分の着てる
部屋着とは違い過ぎて笑えてくる
それにしても、
アイドル相手にど素人が彼女役とか
新手のハラスメントかと思った(白目)
さっさと着替えて、部屋を出ると
「お、Aちゃん」
自販機で飲み物を選んでる
まさかの…大我さん
「お疲れ様です」
さっきの撮影がフラッシュバックして顔が熱くなる
「もう帰っちゃうの?」
「はい、衣装返しに行ったらそのまま帰ります」
「そっか。その後って時間あったりする?」
こ、これは…
「えっ、とー…無いです」
「一瞬の間なに?」
「傷つくなぁ」なんて笑って言いながら飲み物を取り出す
「本当に家帰ってからやる事あるので」
っていうのは嘘
もしかしたら、ご飯でも誘ってくれたのかな
とか淡い期待はするけど…
写真なんか撮られたらしたら、大変だもん
「じゃあ…連絡先教えてくれない?」
「えっ、あ、はい」
これくらいなら…いいよね?
神様許してください…
「電話はしてもいい…?だめかな?」
「いや、えっと…電話待ってます」
あっ。
"待ってます"なんて言っちゃった
「待って、やばい…嬉しすぎる…」
突然、大我さんは手で自分の顔を覆う
…え。か、かわいい
「あの…」
「今俺の顔キモいから見ないで…」
そう言うと何故かしゃがみ込む
「え、大丈夫ですか?」
「大丈夫」とモゴモゴ聞こえるとすぐに立ち上がる
「よし…じゃあ今日の夜電話するから、待っててね」
「はい」
「じゃあ、あとで」
「はい、あとで」
…嬉しい、でもどうしよう。
距離が縮まっていく分、
なんだか悲しくなるのはなんでだろう。
-ピコン
京本大我大我です。
AAです。
京本大我モデルお疲れ様
Aまたバカにしましたね
京本大我笑笑 してないよ
京本大我また夜ね
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Mey | 作成日時:2020年9月4日 22時