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ep.14 ページ14

田中樹side


少年倶楽部のリハを終え一旦楽屋に戻る





「今日蘭ちゃん見かけないねー」


楽屋に戻ってきた慎太郎の第一声


恋愛感情あるかないかはさておき、
みんな、らんらんのこと好きなんだよなぁ



「この前採寸した衣装だから、もし不具合あればすぐ教えて」


吉澤さんが楽屋に来て、そう急かす



「らんらん今日来てないんすか?」


「蘭なら今SnowManのほうにいるよ」





「え、どうして?」「SnowMan?」「なんで?」みんなが一斉に質問を投げかける



「アシスタントの子が辞めちゃって、蘭が手伝いに行ってる。あっち9人もいるし」



「それは大変だわ」


「俺も手伝いに行ってこようかな」



「ジェシーいいから早く着がえてくれ」



いつもの調子のジェシーに笑っていると

一人真顔のきょもが気になる



そういえば今日ずっとあんな調子だな






「皆さんお疲れ様です、吉澤さん戻りました」


ノックがして、着替えていた手を止めると

らんらんがこっそり入ってきた



「あ、蘭 お帰り。忙しかった?」


「いえそんな事ないです」



「らんらん!」



思わず俺は嬉しくて、



「動物園でパンダ見つけて喜んでる子供かよ」



「あははっ、お着替え中ごめんなさい」
ボソッと呟いた北斗のツッコミにツボって
笑ってる彼女に、癒される





「ジェシーは問題無さそうだな」


「そうっすね、丈もいい感じです」



「ちょ、蘭。大我のチェック頼む」



「え、あ、はい」





何故か気まずそうにきょもに近付く彼女





「不具合なさそうですか?」


「ない、かな…大丈夫そう」


この2人の感じ…なんだろう。


絶対何かあったな…




「らんらん俺のもチェック頼むわ」



「はい」



「マンズ兄さん達に口説かれたりしなかった?大丈夫?」



「全くそんな事は起きませんでした」



クスクスと笑う彼女



「わたなべしょうたさん?に樹さんのことは聞きましたけど」



「ちょ、え!?なんて言われた??」



「教えません」




おいおい、しょっぴー

散々らんらんのこと話したから
変なこと言ってないかまじで怖えーわ。



「樹さんも衣装大丈夫そうですね」



「ねぇ、らんらんさ きょもと何かあったべ」


俺が小声でそう聞けば、



驚いたようにして困る彼女




「とくに…何もありませんよ」






絶対嘘、

分かりやすいんだから

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作者名:Mey | 作成日時:2020年9月4日 22時

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