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ーAside

次の日の昼休み。

私は氷月と同期の悠莉と3人で昼ご飯を食べていた。

悠莉も私が昨日途中で抜けたことは知っている。



悠莉「で?」

A「で?って?」

氷月「昨日。何があったんですか。」

A「だから用事だってば。」

氷月「…。」



氷月は片眉を吊り上げると私が巻いていたスカーフをずらした。



氷月「…じゃあ、このキスマーク、何ですか?」

A「…。」

悠莉「シノ、話してみなよ。
シノも誰かに聞いて欲しいんじゃないの?」

A「…昨日さ、知り合いの男の子に久し振りに会ったんだよね。
知り合いっていうか、弟の友達で昔勉強教えたりしてたんだけど。」

悠莉「うん。」

氷月「はい。」

A「…で、その子の家で飲み直すことになって、で…。」

悠莉「やったわけ?」

A「…うん。」

氷月「えっ、で、何?
その人と付き合うんですか?」

A「いや…、無いでしょ。」

悠莉「無いの?」

A「無いよ。」

悠莉「なんで?下手だったとか?」

氷月「悠莉さん、言い方!」

A「…いや、どっちかって言うと上手かった…って、違うの!」

悠莉「じゃあ何?」

A「だって弟の友達だよ?」

氷月「いいじゃないですか、別に。
私だって兄貴の友達と付き合ったことあるし。」

A「そういうことじゃないでしょ、年下だもん。」

悠莉「いくつ下?」

A「…8つ。」

氷月「わお。」



わお、じゃないっての。

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設定タグ:長谷川慎 , THERAMPAGE , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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Nayuu(プロフ) - おおおおお (2020年10月8日 2時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» あっ、そういうことですか。この後慎くん頑張りますよー(ネタバレすんな) (2020年10月2日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - えっとね、慎くんはどうするんだろうって 本当は違うこと書こうとしてたのに忘れた (2020年10月2日 3時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» 何がですか? (2020年10月1日 17時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - どうしよう (2020年10月1日 10時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:直実 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu  
作成日時:2020年1月17日 18時

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