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ーAside
家に帰った私は、電気も点けずに床に座り込んだ。
A「…はぁ。」
さっきから口から出るのは溜息ばかり。
“どうして大事なこと何も話してくれないの?そんなの親友って言える?”
頭の中では、悠莉に言われた言葉が渦巻いていた。
…どうして私は、色んな人を傷付けるんだろう。
悠莉のことだって、私は本当に彼女のことを親友だと思っていた。
だけど、心のどこかで悠莉のことを信頼していなかったんだ。
言ったら引かれるんじゃないか。
言ったら嫌われるんじゃないか。
そう思って、言うことができなかった。
…どうして私は、誰かを傷付けるまでそれに気付けないんだろう。
それから私は自分がどうしたいかを考えた。
辿り着いた結論は1つ。
悠莉とちゃんと話したい。
嫌われてもいい。
悠莉と氷月に、私の過去の話をしよう。
きっと2人なら、私の過去を受け止めてくれるはずだから。
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Nayuu(プロフ) - おおおおお (2020年10月8日 2時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» あっ、そういうことですか。この後慎くん頑張りますよー(ネタバレすんな) (2020年10月2日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - えっとね、慎くんはどうするんだろうって 本当は違うこと書こうとしてたのに忘れた (2020年10月2日 3時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» 何がですか? (2020年10月1日 17時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - どうしよう (2020年10月1日 10時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:直実 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時:2020年1月17日 18時