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ー慎side
仕事終わり、俺はAさんの家を訪れた。
インターホンを鳴らすも、返事はない。
…まだ帰ってきてないのかな。
電気も点いてないみたいだし。
俺はドアの前にしゃがみ込んだ。
慎「…寒。」
着込んでいるとは言え、流石に2月の夜は寒い。
かじかんだ手に息を吐きかけていると、階段を昇ってくる足音がした。
もしかして、という思いを胸に立ち上がる。
案の定、姿を現したのはAさんだった。
慎「…Aさん。」
A「慎くん?
やだ、こんな時間にどうしたの?」
慎「ごめんなさい。
でも、今日で最後にするから。
俺の話聞いて欲しい。」
そう言うと、Aさんは目を伏せて鍵を開けた。
A「…入って。」
慎「お邪魔します。」
俺をリビングに通すと、Aさんは何も聞かずにココアを作ってくれた。
慎「ありがとうございます。」
湯気の立つココアに口をつける。
Aさんは俺の隣で同じようにココアを飲みながら俺を見た。
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Nayuu(プロフ) - おおおおお (2020年10月8日 2時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» あっ、そういうことですか。この後慎くん頑張りますよー(ネタバレすんな) (2020年10月2日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - えっとね、慎くんはどうするんだろうって 本当は違うこと書こうとしてたのに忘れた (2020年10月2日 3時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» 何がですか? (2020年10月1日 17時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - どうしよう (2020年10月1日 10時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:直実 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時:2020年1月17日 18時