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ー慎side
壱馬「慎、そういやAさんとどうなったん?」
慎「あー…、」
壱馬「…聞かん方が良かったか? 」
慎「あ、いえそういう訳じゃ無いんですけど。」
壱馬「?」
慎「1ヶ月だけ時間もらいました。
もしその1ヶ月でAさんが俺を好きになってくれなかったら、諦めます。」
壱馬「…そっか。」
壱馬さんが俺の肩を叩く。
壱馬「俺で良かったら相談乗るし、いつでも頼ってな?」
慎「はい、ありがとうございます。」
壱馬「1ヶ月って具体的に何するん?」
慎「んー、取り敢えずご飯行ったりとか、休みの日に出掛けたりとかかなぁって。」
壱馬「それやったらこことかどう?」
壱馬さんがスマホの画面をこちらに向ける。
画面を覗き込むと、ガラスの中で泳いでいる色とりどりの魚たちの写真。
慎「…水族館?」
壱馬「そ。
こないだ冬華さんとデートで行ったんやけど、めっちゃ良かったで。」
慎「へぇ、行ってみようかな。」
壱馬「うん、おすすめ。
女の人ってどんなとこが好きかとかまた冬華さんに聞いてみるわ。」
慎「ありがとうございます。」
壱馬「うん。
頑張ってな、慎。」
慎「はい。」
壱馬さんの言葉に、俺はしっかりと頷いた。
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Nayuu(プロフ) - おおおおお (2020年10月8日 2時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» あっ、そういうことですか。この後慎くん頑張りますよー(ネタバレすんな) (2020年10月2日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - えっとね、慎くんはどうするんだろうって 本当は違うこと書こうとしてたのに忘れた (2020年10月2日 3時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Nayuuさん» 何がですか? (2020年10月1日 17時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
Nayuu(プロフ) - どうしよう (2020年10月1日 10時) (レス) id: 261f0e1c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:直実 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時:2020年1月17日 18時