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『……』
どのくらいそうしていたやろう。
気づいたら、西日がわたしたちを照らしていた。
『…っあの、もう大丈夫…です…』
丈「ん」
藤原先輩が腕の力を緩める。
ふと冷静になって、先輩の前で泣き顔を晒してしまったこと、抱きしめられたことが恥ずかしくなる。
『……』
丈「……」
先輩に背を向けたまま、気まずくって言葉が出ない。
丈「…あ」
『え？』
丈「バス… 」
『……あ…あーーー！！！』
すっかり忘れていた。
随分時間が経った気がするけど、みんな待ってるんじゃ…
丈「あ、いや。大吾からメッセージ来てたわ。先にバスで学校戻るって。俺たちには電車で戻ってこいって」
『……あ、わたしも…』
スマホを見ると、謙杜くんから同じような内容のメッセージが来ていた。
丈「……じゃあ、学校帰るか。」
『はい…』
その後は、先輩の半歩後ろを歩きながら駅まで向かった。
会話はほとんどなかったけど、夕焼け空の下先輩の背中を見ながら歩くこの時間は、なんか心地よかった。
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雪(プロフ) - レモネードさん» レモネードさん！コメントありがとうございます…！そんなふうに仰っていただけて嬉しいです♪吹部に所属されてるんですね！これからも楽しんでいただけるように更新頑張ります◎ (2022年11月17日 21時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - めちゃめちゃ面白くって、スクロールする手が止まりませんでした！！私も吹部に所属しているのでこういう設定はとても嬉しいです！更新楽しみにしています！ (2022年11月17日 21時) (レス) @page46 id: 2a81c5c52d (このIDを非表示/違反報告)
米山瑞稀 - なにわ男子 (2022年11月17日 20時) (レス) @page1 id: d103d0e008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月15日 14時
