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『いえ…でも、過去のことやって割り切ろうとしてるんです。ただ…』
駿「ただ？」
『わたしはそういう部活しか知らんので、せっかくみなさんええ雰囲気でやってるのに、わたしのせいでそれをぶち壊してしまうんちゃうかなって思ってしまって…』
そこまで言って言葉に詰まってしまう。
みんなも黙ってしまった。
謙「……それこそ、俺たちのこと舐めてんの？やで。Aさん」
最初に沈黙を破ったのは、長尾くんだった。
『…え？』
謙「Aさんひとりで空気ぶち壊せるほど、この部活の先輩方の絆は脆くないで。俺まだ入部して２週間やけど、そう思うもん。」
和「謙杜……」
恭「そうやなあ。あとAちゃんは、どう見てもそういう意地悪するような子には見えへんのやけどな〜実は俺らに隠してるん？」
『かっ、隠してなんか、』
大「……言いたいこと、後輩に先越されたな」
西畑先輩が困ったようにははっと笑う。
大「俺らはAさんに悲しい思いはさせんし、文句言うやつおったら守る。そもそもうちはオーディションするほど人数おらんから、そんなギスギスすることもないしな」
和「あはっ、それは言えてるわ」
西畑先輩の言葉に大橋先輩が笑う。
大「どうかな、俺らと…あとAさん自身のこと信じてみてくれへんかな？」
『自分のこと、ですか…』
大「そう。自分の、純粋に音楽が好きっていう気持ちを信じてみて。」
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雪(プロフ) - レモネードさん» レモネードさん！コメントありがとうございます…！そんなふうに仰っていただけて嬉しいです♪吹部に所属されてるんですね！これからも楽しんでいただけるように更新頑張ります◎ (2022年11月17日 21時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - めちゃめちゃ面白くって、スクロールする手が止まりませんでした！！私も吹部に所属しているのでこういう設定はとても嬉しいです！更新楽しみにしています！ (2022年11月17日 21時) (レス) @page46 id: 2a81c5c52d (このIDを非表示/違反報告)
米山瑞稀 - なにわ男子 (2022年11月17日 20時) (レス) @page1 id: d103d0e008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月15日 14時
