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美「Aちゃん、ええの？」
これから最初のホームルームがあるらしく、名簿を確認して自分の席についた。
わたしの席は教室のほぼ真ん中あたり。
美桜ちゃんがわたしのひとつ前の席に座った。
『ん、なにが？』
美「吹部よー、わたしよう知らんけど、Aちゃん上手かったんやろ？」
『……部活はもう懲り懲りやねん。』
美「…そっか、」
美桜ちゃんはなにかを察したらしく、それ以上は何も言おうとしなかった。
教室内にだんだん人が増えて、賑やかになってくる。
同じ中学だった人同士でグループができているようだった。
？「あっ、見つけた！おーーーい！！！」
教室の入口のほうから聞き覚えのある声が聞こえた。
『…』
美「なあ、Aちゃんあの人、さっきの…」
彼は「失礼しまーす」と言うと、ずんずんとこちらのほうに向かってくる。
？「あの、やっぱり俺、君のこと諦めきれへんくて！お願いします！」
『ちょ、ちょっと先輩…』
周囲の視線が集中する。
「え、初日からー？すごい」とヒソヒソ声が聞こえてきた。
『先輩、そんなこと言われても困ります！さっきお断りしましたよね？』
？「せやけど、うちの部活には君みたいな才能ある子が必要やねん！お願いします！」
才能て…まだ演奏してるところも見せてへんのに……
？「あれ、大橋くん？」
どうしたものかと考えていたところへ、別の男子が声をかけてきた。
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雪(プロフ) - レモネードさん» レモネードさん！コメントありがとうございます…！そんなふうに仰っていただけて嬉しいです♪吹部に所属されてるんですね！これからも楽しんでいただけるように更新頑張ります◎ (2022年11月17日 21時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - めちゃめちゃ面白くって、スクロールする手が止まりませんでした！！私も吹部に所属しているのでこういう設定はとても嬉しいです！更新楽しみにしています！ (2022年11月17日 21時) (レス) @page46 id: 2a81c5c52d (このIDを非表示/違反報告)
米山瑞稀 - なにわ男子 (2022年11月17日 20時) (レス) @page1 id: d103d0e008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月15日 14時
