Stories⑧ (ページ13)

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雪川

『今日はありがとうございましたー！』

スタッフさんと食事に行ってやっとホテルに
戻って来たけどもうすぐ日付が変わる時間で

あーもう絶対翔太怒ってるよ、、、

と少し憂鬱になりながら急いで
お風呂に入って、翔太に電話を掛ける

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『、、、もしもし？ごめん
掛けるの遅くなっちゃった、、』

渡辺「今、何時だと思ってんの？
俺ずっと待ってたんだけど」

はぁ、やっぱり怒ってる、、、

『ご飯食べてすぐ帰るって話だったのに
２軒目連れて行かれちゃって、、、』

渡辺「言い訳すんな」

『、、、はい、ごめんなさい、、、』

渡辺「お酒飲んだの？」

『飲みなよって言われたけどちゃんと断ったよ？』

渡辺「ふーん、それならいいけど」

『、、、、本当遅くなってごめんね？』

渡辺「全然連絡来ないから心配した
まぁ無事だったから良かったけど」

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それから今日あったお互いの
仕事のこととか他愛もない話をする

渡辺「早くAに会いたいわ」

『ふふ、明日の昼には仕事で会えるよ？』

渡辺「まぁねーてかひとりで寝るの久々だなー」

『そうだね、、ひとりで寝れるかな、、』

渡辺「やっぱ、俺が居ないと寝れない？」

『うーん、どうだろ？けどもう眠いよ？』

渡辺「じゃあAが寝るまで
電話繋いでおくから目閉じてみなよ」

『ん、分かった』

そう言って目を閉じてみる

翔太の声が聞けて安心したのか
次に目を開けた時にはもう朝になっていて

携帯を確認すれば翔太から

"A寝たから電話切るね？

もし目覚めて寝れなかったら
また電話掛けていいから

じゃあ、おやすみ"

ってメッセージが

翔太のこう言う優しいところ好きだなって
実感しながら、もう一度眠りにつく

早く翔太に会いたいなぁ、、、、

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