Stories⑪ (ページ30)

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俺らの絆ページ30

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深澤

『はぁ、、、、、』

ただいまダンスのリハーサル中

振り覚えが早いはずのAが
今日は中々覚えられなくて悪戦苦闘中

仕事終わりでリハーサル来てるし疲れてるのかな、、

リハーサル終了後
　

渡辺「A帰ろ～」

『あーごめん、ちょっと用事あるから先帰ってて？」

渡辺「、、、ふーん、じゃあ先帰ってるな？」

宮舘「A、気を付けて帰るんだよ？」

『うん、ありがと！みんなお疲れ様～！』

Aの様子がおかしいのは誰が見ても一目瞭然で

稽古場を出た後、自然と全員が残っていた

事務所の外でAが来るのを待つが全然出てこない

阿部「遅くない、、？」

佐久間「倒れたりしてないよね、、、」

暫くするとスタッフさん達が出てきたけど

その中にAの姿はない

と言うことは中にはAだけなはず、、、、

岩本「よし、そろそろ行くか」

照のひと声で全員で事務所の中に入る

夜遅いのもあって会議室やレッスン室の電気は
どこも消えていたがさっきまで俺らが使っていた
部屋は電気がついている

中から聞こえてきたのは

今日練習していたZIG ZAG LOVEの音楽

深澤「Aだよな、、」

渡辺「だろうな」

静かに扉を開けて中を確認すれば
１人で何回も練習するAの姿が

『なんでサビまでにアクロバット間に合わないの？』

『はぁ、、、、』

『あーもう、、、、』

そう言いながら音楽を流して
ダンスとアクロバットを繰り返している

ひとりでアクロなんて危ないだろ、、と思った瞬間

『あっ！！！！』

Aの体勢が崩れたのが分かって

「「A！！！！」」

と名前を呼びながらみんなで急いで部屋に入れば

床に倒れる直前のところで照が抱き止めた

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