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｢紫耀、お待たせ｣
｢ううん、全然待ってないよ｣
待ち合わせ場所に着くと時間より少し早いのに
既に紫耀はその場所にいて待っていてくれた。
嬉しさの中に優太とは全然違うなんて思ったりしてる。
｢よし、じゃあ行きますか｣
｢行く場所決まってるの？｣
｢そう、今日は俺が誘ったからね、ちょっと色々決めてきてる｣
紫耀に違和感を感じたのはもうこの瞬間からだった。
連れてきてくれた水族館でも、その中にあった
小さなプラネタリウムでもお土産コーナーでも
休憩にって入ったカフェで向かい合って座っている
今ですら、紫耀となかなか目が合わなくて不安だった。
｢ねぇ、紫耀？｣
｢んー？｣
｢今日どうしたの？｣
｢なにが？｣
｢全然、目、見てくれてないよ｣
わたしの言葉に紫耀は飲んでいたホットコーヒーの
カップをソーサーに戻した。
「ごめん、俺そんなわかり易かった？」
「どういう意味？」
「いや なんか今日Aめちゃめちゃ可愛いし、ごめんね。照れてたかも」
なにそれ、なにそれ
紫耀の言葉に苦しいくらい胸が締め付けられたのに
全然辛くなくて、むしろ嬉しい気持ちでいっぱいになった。
「あ、Aも照れてる」
「そりゃそんなこと言われたら誰だって照れるよ」
「へへ、そっか」
わたしまで紫耀の目が見られなくなって
注文したミルクココアに視線を向けていた。
わたしとは違って苦いコーヒーを飲んでいるのに
どうして紫耀はあんなに甘くなれるんだろう。
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みょん氏(プロフ) - さささん» スレ違いからのラブラブ！＆廉くんですね！考えてみます。リクエスト本当に助かりました！ありがとうございます！ (2019年10月22日 18時) (
レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» コメントありがとうございます！デートさせてみますね。本当に助かりました！ (2019年10月22日 18時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
ささ(プロフ) - こんにちは。やっと両思いになりましたね♪二人のイチャイチャ話が良いです。個人的にはスレ違いからのラブラブが大好きなので、新たなライバル廉くん登場！？とかも好きです。 (2019年10月22日 16時) (レス) id: bafeb54348 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 二人がデートに出かけるお話が見たいです！ (2019年10月22日 7時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - やっと結ばれましたね！二人のお付き合い編、どんな二人が見れるのか楽しみにしています！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 2時
