第26話 ページ27
「一ヶ月半ぶりだね。」
躊躇なく車へ向かい車のドアを開けた私を見て
はじめは笑顔だったメンバーが唖然としてる。
その後すぐにうわー！！！！と歓声？がした。
JH「やばい！髪の毛切って染めたの？！すっごい似合うんだけど！！」
TH「ヌナ！かっこよすぎ！惚れそうだよ！」
「ヌナっていうな！」
褒められて恥ずかしいのでテヒョンの頭を下げてがしがしと撫でながら車に乗り込んだ。
RM「コンバース履いてる！あれ、Aって足大きくない？」
「靴だけじゃないですよ。服も全部男物にしたんです。バレないように。」
YG「一番ノリノリかよ」
「念には念ですよ、ユンギヒョン」
ドヤ顔でユンギヒョンに言うとふっと鼻で笑われた。
本当は不安だった。
気持ち悪いとか似合わないとか思われたらどうしようって。
だけど素直に嬉しい。
こんなに自分の容姿に感謝したことはないだろうな。
車はマネヒョンが運転してくれて
とりあえずパンPDに会いに行こうって言われて事務所に向かった。
緊張する。
まだ一度も会ったことない。
ここまで来て拒否されないといいな。
JN「大丈夫だよ、そんなに緊張しなくて。パンPDが一番楽しみにしてたから。」
まだ口からも伝えていないわたしの心の声を感じ取ったジニヒョンが私のことをあやすように優しく笑ってそう言ってくれた。
完全にとは言えないがその言葉のおかげでかなり楽になった。
事務所についてそのまま会議室みたいなところで待っていたら扉が開きパンPDとやらが入ってきた。
わたしは緊張のあまり物凄い速さで立ち上がった。
「は、はじめまして。五十嵐Aです！えっと、あの、、」
PD「ははは！そんなに緊張しなくていいよ！君のことはメンバーにほとんど聞いたからとりあえず座りなさい！」
ニコニコと想像とは真逆の笑顔で歓迎してくれた。
そして私たち8人が並んで座っている向かいに
マネヒョンとパンPDが座った。
PD「う〜〜〜ん。」
顎に手を置いて私をじーっと見つめている。
真剣な顔をしたと思ったらまた笑顔になった。
PD「失礼かもしれないけどほんとうに男の子みたいだ。一応ユンギから貰った動画で歌声を聴いたけど実物を聴きたいな。何でもいいからちょっと歌ってくれない？」
おっさん！無茶振りがすぎるぞ！！
と心の中でツッコミをして
何の歌を歌おうか悩んでいるとジョングクが
あれだよ！あの歌うたいなよ！
あの歌ってなんだよ。
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たえたえててまる(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございます！毎日更新していけるように頑張りますのでよろしくお願いします！！！ (2018年11月19日 0時) (
レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - めちゃくちゃ面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年11月18日 23時) (レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たえたえててまる | 作成日時：2018年11月14日 15時
