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第16話 ページ17

JK side



Aさんの歌声を聴いた時に感動した。
いや、感動したなんてもんじゃない。
奇跡だと思った。
うん、奇跡の方があってるね。



僕たちは仕事だから数えきれない人たちの歌を聴いている。


僕だって色んなカバーをさせてもらっている。

もちろんその人たちの声も好きだけど大体の理由は歌詞がいいなとか曲調がすきだなと思うもの。


中には歌が上手いなとおもうひとだっている。



だけど、彼女はちがうんだ。





心臓を鷲掴みにされたような。
歌を聴いてるのに映画を見ているみたいな感じ。
うまく言葉に出来ないけど上手いとかそういうのではない。


自分にはないものがある。



正直嫉妬した。
ムカつくぐらい好きな声だ。


男みたいな低い声が出ると思ったら
女みたいな高い声までだせる。

それも苦し紛れではなくちゃんと伸びもある。



僕だって上手いとは言われ飽きるくらい言われているけど比にならないほどだった。



あの歌声が欲しい。


あの人をメンバーにほしい。


これほど誰かを求めたことはない。


それほどあの人の声には魅力があるのだ。



YG「くそっ!何で断られるんだよ!」


JN「男になれなんて無神経なこというからじゃない?」


断られるなんて誰も予想してなかった。

なにしろあのユンギヒョンまでもが認めたのに。



TH「だけど僕Aちゃんじゃないとやだな。納得いかないしAちゃん以上を探す方が大変だよ。」


テヒョニヒョンには珍しく皆んなが賛成だ。



僕もあの人と歌ってみたい。



んー。どうしようどうしよう。とみんなで考えてたらいきなりジミニヒョンがあーーーー!!!!
なんて大声あげるから一斉に注目が集まる。

一体なんなんだろうか。


JM「アヤちゃんに聞けばいいんじゃない?そしたらAちゃんがあの時と一緒にって言ってた意味も分からんじゃないかな?」


そうか。その手があったか。


たしかに始めは本物のカップルかと思うほど仲も良かったから何かしら僕たちのこと聞いてるかもしれない!


僕たちは次の日僅かな希望を握りしめて
宴会の時にアヤちゃんを送って行った家に向かった。

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作品ジャンル:タレント
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たえたえててまる(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございます!毎日更新していけるように頑張りますのでよろしくお願いします!!! (2018年11月19日 0時) (レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - めちゃくちゃ面白いです!これからも頑張って下さい! (2018年11月18日 23時) (レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たえたえててまる | 作成日時:2018年11月14日 15時

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