ウチの紅一点、ヤバいんです。【BTS】

48.仮想結婚 ページ48

〜Ange side〜

…なぜ。

なぜ私が、こんな目に。


JK「あっはは！！ヌナ、結婚おめでと！！」

TH「オッパはお前が幸せになることを願ってるよ」

JM「ウチのAももうそこまで来てしまったのか…」

『…え、なんで私祝福されてんの？』


私、なぜかウギョルに出演することになりました。


…え、世界的大スターがこんな番組に出たらアンチの嵐だよね？

大丈夫なの？

一応私K–POP界でもトップのグループにいるからね？


めっちゃ嫌だ。

この仕事やってて初めてこんなに仕事が嫌になったよ。


てか、相手は誰なの。

チョン・セジン…？


誰や。

…え、本当に誰。


調べてみると、俳優さんらしくて、今結構人気らしい。

ふーん、興味ないわ(え？)。


まあそんなことがあって、撮影が始まった。

撮影は順調に進んでいき、ついに放送。


なぜかメンバー全員で見ようってことになって、私は恥ずかしいから自分の部屋にいようと思ってたのに、テヒョンイオッパに強引に連れ戻された。


JN「この顔完全に落ちてんじゃん、ウケる」

JH「…うわ、お世辞感満載」

TH「このセジンって人も可哀想だねー、こんな奴と仮にも結婚させられるとか」

SG「お前何照れてんだよ、向こうはこんなこと本気で思ってるわけねーだろ」

RM「こんなこと現実であると思う？」

JM「いや甘っ！甘すぎる！見てるこっちが恥ずかしい！」

JK「え、このヌナきm『殺すぞ』


…え、なんで私こんなにディスられてんの？

台本通りに甘々な雰囲気作っただけでなんでこんなに悪口言われなきゃならないの？


…二度とこんな番組出ない。




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