ウチの紅一点、ヤバいんです。【BTS】

35.女子力 ページ35

〜JIMIN side〜

「あ、ハンカチこれ昨日のだわ」

『…』


あぁ、ウチの紅一点はどうしてこうも女子力というものがないのだろうか。

男7人の中に女1人っていう謎環境で生活しているっていうのもあると思うけど。

いやでも、女子力なくても普通ハンカチは毎日変えるでしょ。


それにしても、Aの女子力は死ぬほど無いと思う。

肌のケアはしない、すぐに奇声を上げる、口は悪い、カメラの前でも平気で変顔をする。

男の俺らよりも女子力ないと思うよ？


『A、もうちょっと女子力つけた方がいいと思うよ』

「は？何急に」


俺はあまりの女子力のなさに、このままでは流石にまずいと思い声をかけたが、まあこの通り。


『流石に女子力なさすぎだよ、ちょっと意識してみたら女子力つくかもよ？』

「…わかった」


そしてその夜。


「オッパァ〜、お腹すいたぁ〜。A、オッパの美味しいご飯食べたいなぁ〜」

JN「…え、何急に。頭イカれちゃったの？気持ち悪いんだけど」

「は？ジミニオッパが女子力つけろって言ったから、女の子らしく喋ってみたんだけど」

『いやいやいやいやいやいやいや、意識しろとは言ったけど、ぶりっ子しろなんて言ってねーよ！！』

「え？女子力って何なの？」


…もう手遅れだった。




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