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〜吉良〜
吉良｢Aはすごく良い匂いだね｣
風呂上がりの髪から漂うシャンプーの匂いは平常心をかき乱す
昼間あんなにAを求めたのに、こんなにも欲しくなる
せっかく作った夕食は冷めてしまうがもう我慢が出来ない
Aの服がないから私のシャツを着せたのはいいが、これはこれで良い
大きすぎて袖が隠れたり、彼シャツというのはこんなにも奥深いものだったのか
顎を持ち上げてキスをしてると足の力が抜けてきた
吉良｢このままシようか。ほら、私の首に手を回して｣
｢い、や…。吉良さ……｣
吉良｢わたしのことは名前で呼べと言わなかったかな？｣
｢いっ、っ……！？｣
食いちぎる勢いで指に噛み付いた
威圧しないように下から目を合わせていると、か細く震える声がわたしの名を呼んだ
｢よ、よし……吉影さん｣
吉良｢ﾊｧ…ﾊｧ…あぁA。君はなぜこんなにも可愛らしいんだろうか｣
もう無理だ
そんな風にわたしを誘うなんて悪い子じゃあないか
息が乱れ互いの唾液が混ざり合うような激しいキスをしながら身体を重ねた
恐怖する目がわたしだけを見ている
その頭の中はわたしの事だけを考えてくれている
この上ない優越感と高揚が押し寄せてくる
Aがうっかり
｢も、やだぁ…帰して｣
吉良｢いいかいA。わたし達のことはもう承太郎に見られているんだ。許されるわけがないだろう？｣
｢わ…た……言うから。怒らないでって。だから……｣
吉良｢そうまでしてわたしたから離れたいのかい。あぁ、岸辺露伴のとこに戻りたいのか。付き合ってるんだもんなぁ？｣
｢露伴先生は……！！そうじゃなくて……｣
吉良｢恋人じゃあないなら何も気にする必要はないな｣
今までに得られなかった満足感がわたしを満たす
込み上げてくる愛しさにAへの愛が歯止めが効かなくなる
吉良｢“拒絶”はやめよう。変わりに“排除”しよう。Aにまとわりつく害虫共を。さ、呼んでいいよ。今は許してあげるからね。どうしたんだい。昨日は呼んだじゃあないか｣
｢は、排除…って……。何するんですか……？｣
吉良｢Aが考えてることだよ｣
永遠に、目の前から消し去る
わたしのキラークイーンならそう難しいことでもない
Aの前で殺してトラウマを植え付けるのは忍びないが、わたしの本気度は分かってもらえる
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まゆ(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！ようやく完結の目処が立ってきたので、このまま一気にゴール……出来たらいいなと思ってます(><) (2022年10月10日 19時) (
レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品面白くてつい一気読みしちゃいました！更新頑張ってください🔥楽しみに待ってます！ (2022年10月10日 12時) (レス) @page18 id: 2a8d4606f0 (このIDを非表示/違反報告)
chiotea(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (2022年3月20日 1時) (レス) id: 41baf9785a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - おさばさん» コメントありがとうございます！！最近は更新ができなくて申し訳ないです(><) (2021年2月22日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
おさば(プロフ) - 初コメ失礼します！すっごい面白いです…！！更新楽しみに待ちます！無理はなさらず…！ (2021年2月22日 1時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2018年7月7日 22時
