どれくらい好き？ 水溜りボンド カンタ

“ 好き ”の数　3 ページ3

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「え、好きだけど。」




こんな話の流れでもカンタくんの口から聞いた“ 好き ”はほんと久しぶり過ぎてすっごい嬉しく感じる、、、




悔しい、





「なんか勘違いしてるのかも知れないけど俺がさっきからパソコンいじってるのは前までなかったでしょ？」


「うん、」


「Aはさ、友達といるときお互い何も話さないで気まずくなるときあるでしょ？

それと違ってお互い何も話さなくても一緒にいてすごい気まずくならなくて楽な関係の友達もいるでしょ？」


「うん、」




なにが言いたいんだろ、この人







「俺とAは後者だと思うんだけど、違う？」


「うーん、どういうこと？」


「一人の時間が必要な俺にとってAは心許してる存在ってこと！！！

言わせないでよ恥ずかしい、」




そう言ったカンタくんは頬を赤らめてまたパソコンとにらめっこ









なにそれ





反則じゃん。









「カンタくん、大好き」







聞こえるか聞こえないかの大きさで彼に向かってそう言った









でも、しっかりと聞こえてたみたいでまた頬を赤らめていた









恋愛に関しては不器用のカンタくん

でも、時々こうやってお互いに愛し合ってることを確かめる









“私と彼はそんな関係 ”









_____


パソコンいじってた理由





「うーん、Aとどこに旅行行こうかな、沖縄がいいんかな、」

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