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彼女の秘密 〜百side〜 ページ34

Aの家に入ると、ソファで待っててと言われて座った。

すっっっごい緊張する。

え?本当に宇宙人とか言われたらどうしよう。

いや、それでもAだし好きなのは変わらないけど、別世界の人って思ってた時期があったしって感じかな。

そういや、バンさんの居場所をどうやって知ったのか聞いてないな。
それも今日分かるかな?
分からなかったら聞く?

【いや!緊張する!でもきっと、Aの方が緊張してるハズだし!】

頭を抱えていると、Aが怪訝そうな表情でオレを見ているのに気づいた。

手に何か持ってる。

・・・・・・日記帳だ。

1冊だけ。

その1冊が、オレの目の前に差し出された。

鍵がはずされている。

顔をあげてAを見た。
決意したような目。

「・・・・・・見てもいいの?」

こくん、と頷いてオレに日記帳を渡してきた。

『私、荷物の片付けしてるね。』

Aは言いながら自分の鞄を開けて荷物を片付け始めた。

日記帳を見る。

あぁは言ったものの、いざ目の前に日記帳が差し出されると戸惑う。

でも、見ていいって言った。

めっちゃ緊張する。
震える手で、日記帳を開いた。




アイドリッシュセブン





開いた1ページ目の真ん中に、そう書いてあった。
拍子抜けした。

ん?アイドリッシュセブン?
あの子達がどうしたんだろう?

そう思って次をめくると、何ページかに渡ってズラッと一人ひとりの紹介が書いてあった。

IDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、・・・ZOOL?

それぞれの身長、誕生日、血液型、好きなもの、嫌いなもの、簡単な性格や生い立ち。

オレのことも書いてある。

【このZOOLっていうののトウマって、NO_MADのトウマ?解散した?なんでZOOL?】

そこの下に、小鳥遊事務所の社長とマネ子ちゃんにバンさん、八乙女事務所のパパとカオルちゃん、おかりん、了さんの簡単な紹介がある。

【何でこんなの知ってんの?】

公式に載ってるのを写したとしても、IDOLiSH7とTRIGGERとオレ達だけだ。
了さんなんて知らないハズ。
しかもヤスもAも、ここに書いていない。

次を捲ると、オレは固まってしまった。

アイドリッシュセブン デビューの15年前
ゼロの活動期間3年(一織)
消えて15年(九条)

アイドリッシュセブン デビュー10年前位
折笠千斗 高校1年15才
大神万理 高校2年16才

万さんの中学時代の友人を介して夏休み前出会う(万さん)
万さん、父親の再婚で相手親の子供が万さんの一個下の娘のため一人暮らしへ。

彼女の秘密 2 〜百side〜→←日記ではない日記帳 5



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作者名:miz | 作成日時:2019年4月19日 5時

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