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リバーサイド 〜千side〜 ページ45

「見て分から・・・」
『邪魔じゃないよー!おかりんで良かったー。』

Aと完全に離れてしまってふてくされてると、おかりんが苦笑いしながら事務所に戻らなくても良かったのにと言う。

「さっき、Aさんにも言ったんですけど、千くんはこれから25日間ほとんど休みなしでしょう。」

『私は1ヶ月ね。』

「じゃあなんでA、ここにいるの。」

会えて嬉しいけど。

『ん?来ると思って。』
「誰が。・・・・・・僕が?」

目線が合うと、ふいっと逸らされる。
頬がほんのり赤い。

え?
ちょっと、嬉しいんだけど。

「来なかったらどうしたの。」

「撮影での人間関係に微妙な顔をしたから来るんじゃないかと仰ってましたよ。」

「・・・気づいてたの。」

『ヤマさんもミナに、ちょっと言われてたしね。思わず間に入っちゃった。』

「ミナ?」

『棗巳波くん。』

また勝手なあだ名を・・・。
環くんと同じだな。

「人間も良くないって事?」

『ミナはいい子だよ。素直じゃないだけで。』

「へぇ。じゃあAと同じ・・・」
『あそこまで、こじらせてない。』

やけに知ってそうな口ぶり。
ちょっと面白くない。

「まあ初日ですしね。そんな事もありますよ。」

「そうね。モモやAならうまくやるんだろうけど・・・」

深くため息をつくと、部屋のドアがまた開いた。
モモだ。

「ユキも来てたの?お疲れさまー!あれ?元気ない?」

「モモ。僕が川だとして・・・」
「川?いきなり?」

「モモはどうする?」

「え?泳ぐ?釣りしてもいいなら釣りする?ラフティング出来るならラフティング?」

モモの答えに、Aが笑った。

『千なら川じゃないけど、普通に川なら川下りもあるね。』

「何でも出来る・・・」

ん?
川じゃない?

Aに聞こうとすると、モモがリバーサイドで暮らすと言い始めたからホッとした。
モモが鞄を持って急いでいる。

「帰らないの?どこ行くの。」

「友達の家で焼き肉食べる!やばい話っぽかったら後でユキにも相談するね。」

慌ててAを見たけど、気にしていないようだ。
こんなの、月雲の所だろ。

「やばい話があるような所行かないでしょ。月雲の所?Aだけじゃなくて僕も彼の事あまり好きじゃないよ。」

「オレもだけど、好き嫌いしてたら世界平和が成り立たないでしょ?ユキの好きなラブ&ピースのためだよ!Aとユキでバンさん所行ったら?遠慮しなくていいよ!」

リバーサイド 2 〜千side〜→←Mission撮影開始! 〜千side〜



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ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いえ!身内からのリクエストで既に万ルート希望の声があったので、構想はあるものの「あ、これ短い」と思ってお蔵入りの可能性はあったので、嬉しいです。ありがとうございます!頑張ります! (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 誤字ありました!万さんルートです。誤字失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ミズ ミズさんのストーリー展開が本当に好きで、万さん不ルートを作ってくださるだけで幸せです!ですから、大丈夫です!これからも応援しつつ、作品を楽しませていただきたいと思っています。これからも頑張って下さい!長文失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ええ、え、本当ですか!?正直駄目元だったので、とても嬉しいです!!万さんの立場も分かっているつもりですし、もう色々なルートを書いているミズ ミズさんも大変だとと思います。なので無理しない程度に、ミズ ミズさんの考えているストーリーを恵んで下さい! (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いつもありがとうございます!万ルートは、万が主人公の事を一番分かってる位置にいる為、この後のストーリー展開予定での葛藤が消化されやすくて、他ルートのネタバレ的な物になってしまうので、書くなら他が第三部途中位ならと思いますが、いかがですか? (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miz | 作成日時:2019年4月9日 10時

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