IDOLiSH7結成1周年 2 〜千side〜 ページ25
「ありがとう、百くんとA。ついでに千。」
「なんで僕だけついでなの。」
「お前あんまり手伝ってないじゃないか。よし、じゃあ開けるぞ。」
万がパーティー会場のドアを開けると、3人で名乗る。
百「結成1周年おめでとう!」
「お祝いにかけつけたよ。」
『いっぱい作ったから、沢山食べて飲んでね!』
壮「百さん、千さん、Aさん!」
壮五くんが嬉しそうに僕らを呼んでくれる。
百はすかさず三月くんに近寄った。
「三月、この前ぶりじゃんー!背伸びたんじゃない?」
「実は3センチ・・・って変わりませんよ!百さんもどうしたんですか?最近苦労が多いんじゃないですか・・・?」
「そうなんだよ。白髪増えちゃって・・・って、これはオシャレな奴だから!」
「クク・・・」
本当にモモは面白いな。
笑ってると、Aは苦笑している。
「OH・・・ノリ突っ込み同士の会話シュールです。」
『ほんとにね・・・・・・。』
乾杯をして飲んでいると、環くんがお寿司を持ってやってきた。
いくらに添えてあるキュウリを食べてあげてお酒をお酌してもらっていると、Aがいつの間にか横にいなかった。
いた。
お寿司の所だ。
迷っているのか、困ったような顔をしている。
「こっちがサビ抜きだよ。」
『あぁ、千。ありがと。』
ワサビ駄目な人が、A以外にも意外といると聞いたから、両方買って良かったな。
「A、そっちの野菜、取って。」
『ん?これ?』
Aはお皿ごと僕に差し出す。
・・・・・・言葉って難しい。
素直に受け取って自分のお皿に入れた。
自分で元に戻すと、野菜をソースにつけてAの口元にかざした。
『え・・・』
「はい、あーん。」
『え。』
「早く食べないと、注目されちゃうんじゃない?僕は別にいいけど。」
顔を真っ赤にさせて、食べてくれる。
かわいい。
普段は塩対応なのに、こういうのギャップ萌え?っていうのか?
ツンデレ?
色んな顔を見せてくれる。
「僕にも食べさせて。」
さっきやって欲しかった事を言うと、周りを気にしだす。
困ってる顔もかわいい。
「・・・・・・キスでもいいよ?」
耳元で囁くと、急に口にズボッとキュウリが押し込まれた。
・・・・・・色気ない。
もぐもぐ口を動かしながら、真っ赤な顔のAを見る。
まぁAらしくていいか。
IDOLiSH7結成1周年 3 〜千side〜→←IDOLiSH7結成1周年 〜千side〜
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いえ!身内からのリクエストで既に万ルート希望の声があったので、構想はあるものの「あ、これ短い」と思ってお蔵入りの可能性はあったので、嬉しいです。ありがとうございます!頑張ります! (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 誤字ありました!万さんルートです。誤字失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ミズ ミズさんのストーリー展開が本当に好きで、万さん不ルートを作ってくださるだけで幸せです!ですから、大丈夫です!これからも応援しつつ、作品を楽しませていただきたいと思っています。これからも頑張って下さい!長文失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ええ、え、本当ですか!?正直駄目元だったので、とても嬉しいです!!万さんの立場も分かっているつもりですし、もう色々なルートを書いているミズ ミズさんも大変だとと思います。なので無理しない程度に、ミズ ミズさんの考えているストーリーを恵んで下さい! (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いつもありがとうございます!万ルートは、万が主人公の事を一番分かってる位置にいる為、この後のストーリー展開予定での葛藤が消化されやすくて、他ルートのネタバレ的な物になってしまうので、書くなら他が第三部途中位ならと思いますが、いかがですか? (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:miz | 作成日時:2019年4月9日 10時