ゲレンデ企画 〜千side〜 ページ23
ゲレンデに行く時の新幹線で、Aの隣に座った僕は、遠慮なく寝かせてもらった。
宿泊部屋に入っても寝ようとしたら、モモに止められた。
「一緒に行こう!ユキと滑りたい!」
「寒いしヤダ。」
「モモちゃんの愛が受け取れないって言うの!?」
「Aなら文句を言わず受け取ってくれるでしょ。」
「両方必要なんだよ!じゃあ!Aにユキを連れ出してもらう!なら動くでしょ?」
「・・・・・・待った。」
部屋を出ようとしたモモの腕を取って引き止めた。
Aに言われても動く気がない。
Aはモモに言われたとなれば、どうせ僕を連れ出そうとするだろうし。
2人がかりなら引っ張り出される気がする。
どうしようか。
「分かった。モモ。今から僕が出すクイズに、自力で答えたらいいよ。Aにも誰にも聞いちゃダメだからね。」
モモの表情が、パアッと明るくなった。
・・・・・・かわいい。
僕は微笑みながら問題を出した。
結局マネ子ちゃんに聞いたらしく、罰ゲーム決定だ。
分かりやすいモモって、かわいいよね。
Aはナギくんとスキーをしているらしく、マネ子ちゃんからのラビチャで、美男美女で華麗な映像をゲットしました!と報告があった。
・・・・・・何で僕と居ようとしないの。
でも、外に出たくないしな。
温かい紅茶を飲みながら、カフェから見える大和くんを見る。
【・・・・・・面白そう。】
しばらく、大和くんとマネ子ちゃんとグルチャをして楽しんでいた。
『楽しそうね。千、意地悪そうに笑ってるよ?』
「ヤス。意地悪そうにって・・・人聞き悪いな。大和くんを可愛がってるだけだよ。」
いつの間にかAが前にいて、紅茶をのんでいた。
大和A、こいつ何とかして。
「ヤス、ご指名だよ。」
Aにスマホを見せると、受け取って何か打っている。
千私はヤスです。放送されない部分だからと言って、呼び間違えないでください〜
大和じゃあヤス、助けてくれる?
千大和くん、ヤスは僕のだから、僕の味方だよ。
Aから返してもらったスマホで打つと、今度は奪われた。
千千のだから味方とか、意味わかんないけど、大和が可愛がられてる時の反応が面白くて好きだから、何とかするのはお断りかな。
紡OH・・・見捨てられましたね。
「クク・・・っ面白いね、ヤスは。」
そう言うと、不思議そうな顔をされた。
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ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いえ!身内からのリクエストで既に万ルート希望の声があったので、構想はあるものの「あ、これ短い」と思ってお蔵入りの可能性はあったので、嬉しいです。ありがとうございます!頑張ります! (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 誤字ありました!万さんルートです。誤字失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ミズ ミズさんのストーリー展開が本当に好きで、万さん不ルートを作ってくださるだけで幸せです!ですから、大丈夫です!これからも応援しつつ、作品を楽しませていただきたいと思っています。これからも頑張って下さい!長文失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ええ、え、本当ですか!?正直駄目元だったので、とても嬉しいです!!万さんの立場も分かっているつもりですし、もう色々なルートを書いているミズ ミズさんも大変だとと思います。なので無理しない程度に、ミズ ミズさんの考えているストーリーを恵んで下さい! (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いつもありがとうございます!万ルートは、万が主人公の事を一番分かってる位置にいる為、この後のストーリー展開予定での葛藤が消化されやすくて、他ルートのネタバレ的な物になってしまうので、書くなら他が第三部途中位ならと思いますが、いかがですか? (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年4月9日 10時