検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:61,743 hit

みんなの計画 4 〜千side〜 ページ14

「どこにいたんだ!?ずっと、探してたんだぞ・・・!」

「久しぶりだね、千。だめじゃないか、百くんを困らせちゃ。」

「お前が突然、姿を消すからじゃないか!・・・っ、もう二度と会えないかと・・・。」

「心配かけてごめんね・・・。小鳥遊社長に拾って貰って、今はこの子たちの事務所で働いているんだ。」

千・百「「小鳥遊・・・?」」

【小鳥遊って確か・・・Aが居候していた家の名前だ・・・・・・】

偶然?

そう思ってAを見ると、顔が引きつっている。
これは、気まずい時の顔だ。

「ヤス?どういう事?」

百「返答如何によっては、お仕置きが必要だね?」

詰め寄ると、Aが後ずさりする。
万にぶつかって、Aの両肩に万の手が置かれた。

「俺が言うなって言ったんだ。百くんも迷ってるから、会えと言えないとも言ってたよ。」

「万は、ヤスが誰か、いつ知ったの。」

「ん?・・・・・・。」

Aと万の目が合う。
万がニヤリとして言った。

「・・・・・・俺、大事な男みたいだから。」

千・百「「!!」」

大事な男・・・・・・

覚えがある。
散々、モモと一緒になって“大事な男”って誰だとか色々考えたのに答えが出なかった。

まさかデビュー当時から会っていたなんて・・・

「初めから・・・・・。・・・幸せにやってるのか?」

「あぁ、歌うことはもうないけど、幸せにやってるよ。」

万がずっと見ていてくれていた事を話してくれた。

泣きそうだ。

モモもファンだった事と、僕とAの隣にいていいか悩んでた事を話していた。

「僕を恨んでいないのか?ヤスだけ許したとか・・・」

「馬鹿にするなよ、千。俺をそんな男だと思ってるのか?」

万が僕が安心する言葉をくれる。
Aはずっと嬉しそうに微笑んでくれた。

万「今のRe:valeが本物のRe:valeだ。胸を張って、もう迷わないで。誰より大きな声で、3人に声援を送るよ。だから、君たちも自信を持って、最高のステージを見せてくれ。」

「・・・っああ・・・!」

「・・・はい!」

ステージ袖で、モモが万に会えて良かったねと言ってくれた。

「あぁ・・・でも、ずっと黙ってた人がいるけどね?」

『え?』

「え?じゃないよ。僕が会いたいの知ってただろ。デビューの時にはバラしてたなら、連絡とりあっていたのか?万とコソコソ会っていて・・・・・・裏切り者。」

Aに詰めると驚いた顔をされた。

『裏切り者!?何でそこまで言われなきゃいけないの!』

みんなの計画 5 〜千side〜→←みんなの計画 3 〜千side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
164人がお気に入り
設定タグ:アイナナ , Re:vale ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いえ!身内からのリクエストで既に万ルート希望の声があったので、構想はあるものの「あ、これ短い」と思ってお蔵入りの可能性はあったので、嬉しいです。ありがとうございます!頑張ります! (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 誤字ありました!万さんルートです。誤字失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ミズ ミズさんのストーリー展開が本当に好きで、万さん不ルートを作ってくださるだけで幸せです!ですから、大丈夫です!これからも応援しつつ、作品を楽しませていただきたいと思っています。これからも頑張って下さい!長文失礼致しました。 (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - ミズ ミズさん» ええ、え、本当ですか!?正直駄目元だったので、とても嬉しいです!!万さんの立場も分かっているつもりですし、もう色々なルートを書いているミズ ミズさんも大変だとと思います。なので無理しない程度に、ミズ ミズさんの考えているストーリーを恵んで下さい! (2019年4月18日 14時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» いつもありがとうございます!万ルートは、万が主人公の事を一番分かってる位置にいる為、この後のストーリー展開予定での葛藤が消化されやすくて、他ルートのネタバレ的な物になってしまうので、書くなら他が第三部途中位ならと思いますが、いかがですか? (2019年4月18日 14時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miz | 作成日時:2019年4月9日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。