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円堂の無茶振りから少し経ち、部活を再開するA。
部員はシュート練などをしているが、Aは一人でフォーメーションなどを考えている。
落ち着いたら彼女も練習に戻る、というのを毎日繰り返している。
地面に描かれたフォーメーションは沢山。
このフォーメーションでどれだけの部員が救われたか、彼女は知らない。
「すごいことなってるぞ、浅風」
「うわ、風丸。驚かせないでよ」
「ずっと話しかけてたけどな……。お前が気づかなかっただけだ」
「あらら、」
それはごめん、と素直に謝り、風丸と向き合う。
綺麗に書いたフォーメーションを消さないようにジャンプし、隣に立った。
「さっきのやつ、見てたけど相変わらずの威力だったな」
「……そう、かなあ」
「円堂も言ってるし、豪炎寺も言ってたぞ。アイツらが言うんだから、そう謙虚になんなって」
「そういう風丸こそ自分のことは含めないんだね」
日本人は謙虚な人間なんだよ、そんなふざけたことを呟いた風丸は、そっぽをむく。
数秒ほど無言になると、突然ハッとし、彼女に尋ねる。
「なあ。今日特訓しようって話しになってたんだ。浅風もどうだ？」
「え……シゴかれるの？」
「わからないけど……今の浅風でもいけるだろ？ それにほら、全然会ってないわけだし」
鬼道は勉学に忙しいため、彼にはなかなか会えていない。
それどころか、帝国学園の人とも顔を合わせていない。地方組は別として。
「鬼道の予定が空いてる日なんて滅多にないんだし、息抜きとして行こうぜ」
「まあいいけど……」
どうせ家に帰ってもすることないし、別にいっか。
そんなことを思いながら、頷いた。
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maya(プロフ) - 押し付けがましくない愛されが何ともキュンキュンします！更新待ってますので、応援してます (2021年7月3日 8時) (
レス) id: 8486f071d9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続きが読みたい!!(クソデカボイス) (2021年1月14日 18時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずあめ＠おれんじ
| 作成日時：2020年9月27日 19時
