〜四番目〜 勝負。 ページ35
四「……ねぇ。」
『ん〜？』ﾆｺﾆｺ
何故、こんなことになってるのか。
何故、僕はこいつの膝の上にいるのか。
四「…そろそろ離してくんない？暑苦s『やだ。』…は？」
…え、即答？
四「……っ」
体に腕が絡み付いて抱き締められているため、顔は見えない。
なのになぜだろう。
頭にこいつの真顔が浮かんできた。
これと似たような表情で即答したんだろうか。
怖くて後ろ振り向けないんだけど。
……まぁいいや。何か良い方法…
…あ、そうだ。
四「ねぇ」
『どうしたの？』
四「僕と勝負してよ。条件付きでね。」
僕は振り向いてそう言った。
『勝負？賭け事なら負けないよ？』ﾆｺﾆｺ
…こいつの後ろから黒いオーラみたいなの出てるんだけど。
顔は笑ってるのに目ぇ笑ってないし。
後ろからごごごご〜って聞こえてきそう。
そうだ、こいつ賭け事になると本気になるんだった。
でも……
四「賭け事…まぁそんな感じ。僕が勝ったら離して。
あんたが勝ったら、できる範囲で言うこと聞いてあげる。」
何でもとは言っていない。セーフ？セーフでしょ。
『わかった！んで、何で勝負する？』
四「……じゃんけん。」
これしか思い付かなかったなんて言えない。
『それじゃ、いくよ〜！せーのっ』
四「最初はグー、じゃんけん…」
『ポンッ！！』
四「………。」
『…へ？』
四「……ﾊｯ。」
僕は思いっきり嘲笑ってやった。
『Ｎooooooooッッ‼』
こいつ、賭け事とか勝負は本気になるけど、弱いんだよね。
だから、僕はそれを利用した。
四「じゃ、約束守ってよね。」
僕は離れようとしたが、あることが頭によぎった。
四「……やっぱりいいや。」
『え？』
四「やっぱり離さなくていい。そのかわり……」
僕は両手でこいつの肩を押した。
『わっ！？』ﾎﾟｽｯ
強く押したせいか、こいつの体は布団に沈みこんだ。
僕はこいつの上に覆い被さった。
四「二度とこんなことができないように、体に教え込んであげる。」
こいつには良い薬になるだろうね。
覚悟しなよ？
〜仕返しEND いいおくすり。〜
〜一番目〜 つまらない。→←〜三番目〜 あのこの代わり。��
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苺(プロフ) - 奏唄（仮）さん» あら〜ありがとうございます〜♡大昔のなのであれもこれも直したい所が山々なんですが、どうにも手がつけられずで…( ´•౪•`)平和の中に垣間見える闇、いいですよね〜…… (2022年1月19日 7時) (
レス) id: c9fda36adc (このIDを非表示/違反報告)
奏唄（仮） - 神作品ですねこれは面白いし急に最後らへんにホラーを入れてくるとことかホラー感を出す時の凄さとかが…もうやばい (2022年1月18日 19時) (レス) @page12 id: 9f4520d760 (このIDを非表示/違反報告)
黒椿鬼(プロフ) - 飴璃さん» あれ...あれっほんとすみません包丁になったんですねすみません描き直しますありがとうございます (2020年12月30日 21時) (レス) id: 6c1e5cc655 (このIDを非表示/違反報告)
飴璃(プロフ) - 黒椿鬼さん» ｵ"ｱ"………めためた可愛いです……ありがとうございます！！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: c9fda36adc (このIDを非表示/違反報告)
黒椿鬼(プロフ) - いつの間にかれいちゃん見た目変わってたので描き直しました(今回は画像切り貼りとトレスですが)https://d.kuku.lu/daba4f8194 (2020年12月29日 13時) (レス) id: 6c1e5cc655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴璃 x他1人 | 作成日時：2019年1月4日 16時
