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裕翔side
移殖の手術には沢山の時間制限があるらしく、まだ俺は理解が進まないのに俺の周りだけがどんどん準備に追い込まれていった。
この答えであってたのかな。
侑李はどうなってしまうのだろう。
裕翔「……こわい。こわいよ。ゆうり。」
手術も。目を覚まさない君も。これからの未来も。
何もかもが怖くて目を背けたい。
どうしてこうなってしまったのだろう。
2人で助かる道は無かったのかな。
光「裕翔。そろそろ行こうか。」
裕翔「ん。わかった。侑李行ってくるね？」
俺は立ちあがりひかについていこうとしたのだけど、侑李と繋いだ手にぎゅっと力がかけられていてなかなか解けない。
こんな力が侑李の体のどこにも残ってるはずがないのに。
しかも侑李のまぶたは閉ざされたまんまだ。
裕翔「行かないで？って言ってんの？まったく甘えんぼだなぁ。大丈夫すぐだよ。」
俺がそういうと嘘のように侑李の手の力はするっとぬけて手が解けた。
それから侑李にバイバイって手を振ってひかに車椅子の向きを変えられる。
裕翔「ねぇひか？ごめんねさっき。」
光「んー？何がよ。」
裕翔「ほんとは侑李のこと1番助けたいのはひかだよね。なのに俺……」
光「……いいんだよ。俺が1番無力なのはわかってっから。仕方ない。」
裕翔「……っでも！」
光「ほら、裕翔。笑いな？絶対手術成功させてやるから。お前が心配することなんて何もないんだよ。」
裕翔「ん。行ってきますひか。」
それからの記憶はあまり残ってない。手術台に横たわらされて酸素マスクを近づけられてからはすーっと眠くなって眠りに落ちたんだ。
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凪(プロフ) - まちゃさん» 嬉しい感想ありがとうございます！はじまりのメロディ読ませて頂いているのでコメント頂けて光栄です、、！ (2020年1月25日 18時) (
レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - ヒカリを読んで、0or50も読んで、最後に目頭が熱くなりました。明日読んだら…泣いちゃうかな。笑い これからも頑張ってください! (2020年1月21日 20時) (レス) id: 0d57913dc4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - ありやまの時のヒカリから見ていましたがすごい感動しました！友達の大切さもわかります！この小説も前作もとても素敵なお話でした！ (2020年1月17日 21時) (レス) id: a73d88ca23 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - なつめろさん» そのような感想を持っていただけて本当に嬉しいです、！ありがとうございます。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 僕としーちゃんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次も頑張ります、、！ (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2019年7月16日 12時
