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涼介side
大好きな侑李から受けた拒絶はもちろんショックだった。
いつもは山ちゃん山ちゃんって俺の足にすがってくる侑李があの時俺に向けた冷たい目。とてつもなく怯えてたな。
病室から逃げるように飛び出した侑李が心配だったけど、今の俺にしてあげられることは何もない。
俺はただ、俺のお腹にしがみついて泣く裕翔の頭を撫でていた。
普段は強がりな裕翔がこんなになるんだから、甘えんぼで寂しがりや。おまけに怖がりな侑李が怯えるのは無理ない。
裕翔「やま、ちゃっ……うぅっひっく」
涼介「大丈夫だよ？もう俺ここにいるよ。」
少しずつ泣くのがおさまってきた裕翔がキョロキョロし始めた。
裕翔「ゆうりっゆうりどこっ。ゆうり」
さっきまで俺に甘えてたくせに、侑李がいないことに気がつくとまた目に涙を溜めて焦り始めた裕翔。
侑李と裕翔。この2人はどこか俺と大ちゃんに似ている。
2人を見ていると大ちゃんを思い出すことも少なくない。
お互いに依存しあい、どちらかが欠けると不安になる。
とうとうパニックになってきた裕翔を落ち着かせながら背中をさする。
涼介「大丈夫大丈夫。会えるから。」
裕翔「やだやだっ！行くの〜」
今にも走り出してしまいそうな裕翔をしっかりホールドして呼吸を促す。
そろそろひかを呼ぼうかなーって思ってたところにちょうどひかが来た。腕に侑李を抱いて。
侑李を見つけた裕翔はすぐさま俺の腕からするりと抜け、ひかに抱かれた侑李に手を伸ばしている。
でも侑李はすーすーと寝息を立てていて気がつく様子もない。
光「おおっ裕翔。そんなに泣いて〜イケメンが台無しだぞ」
涼介「今丁度、裕翔が侑李いないのに気づいて、ひかをよぼうとしてたんだよ。でも俺のこと怖がってるから病室に戻してやって？」
そんな時騒がしい裕翔の声で侑李が目を覚ました。
侑李「んぅ……ひかぁ」
目をこすってしぱしぱさせる侑李。
するとひかはあろうことか俺のベッドの空いているところに侑李を下ろした。
涼介「だめだよ、今侑李は俺のことっ……」
光「侑李？涼介のこと嫌いになったわけじゃないもんな？ちゃんとお口で言えるだろ？」
侑李はもじもじしていて不機嫌モード。
そんな侑李を見て話し始めたのはひかだった。
光「侑李。裕翔。よく聞いて。」
�牴兇呂垢瓦ぐ綣圓覆鵑�じゃない。��
�爐�つて1人だけ助けられなかった子がいるんだ��
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凪(プロフ) - まちゃさん» 嬉しい感想ありがとうございます！はじまりのメロディ読ませて頂いているのでコメント頂けて光栄です、、！ (2020年1月25日 18時) (
レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - ヒカリを読んで、0or50も読んで、最後に目頭が熱くなりました。明日読んだら…泣いちゃうかな。笑い これからも頑張ってください! (2020年1月21日 20時) (レス) id: 0d57913dc4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - ありやまの時のヒカリから見ていましたがすごい感動しました！友達の大切さもわかります！この小説も前作もとても素敵なお話でした！ (2020年1月17日 21時) (レス) id: a73d88ca23 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - なつめろさん» そのような感想を持っていただけて本当に嬉しいです、！ありがとうございます。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 僕としーちゃんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次も頑張ります、、！ (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2019年7月16日 12時
