きみのぜんぶがほしい ページ47
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※ヒョンジンさんの愛がちょっと重めです
一目見たときから可愛いって思った。
「この子とデビューしたい」って思った。
ほしいなって。そう、思った。
『で、そのときスニヒョンが…』
俺たちが宿舎の生活になってからハルは実のお兄さんの話ばっかり。
それが正直全然面白くなくて。
『ジニヒョン、聞いてます？』
HJ「うん、聞いてるよ」
聞いてる聞いてる。嫌っていうぐらい。
Aはこっちを向いて話しているはずなのにAの気持ちが自分に向けられていないことに腹が立つ。
離れて寂しいのはわかるよ？けど、そろそろさ…
HJ「そんなにお兄さんが好き？」
『そりゃ好きですよ？』
HJ「大切？」
『まぁ…？』
HJ「俺たちより？」
『え……あの…』
なんでなんでなんで？俺たちって即答できないの？
わかってるよ。家族だもんね。比べものにならないよね。
『ジニヒョン…？』
あ。
HJ「ごめん、なんでもない」
Aの困った顔を見て一気に冷静になった。
くそ、何言ってんだ俺…
頭冷やしてくる。そう言って立ち上がると腕を強く引っ張られた。
突然のことに目を白黒させているとAのあったかい体温。
『何考えてんのか知りませんけど、僕はチェ・Aでスニヒョンの弟です』
HJ「そう、だね…」
『でも僕はハルでもあります。このチームでいる限りはヒョンの弟で、今はこのチームのことで頭がいっぱいなんです』
抱きしめられながら背中ぽんぽんと落ち着くように叩かれる。
上手く言えないですけど、なんて下手くそに笑うAにちょっとだけ目頭が熱くなった。
『変なこと考えるのはきっと疲れてるからです。毛布取ってくるんで寝てください』
HJ「ふは」
どこまでも優しいAにさっきまで考えていたことがちっぽけに思えて笑ってしまう。
ドロドロとした黒い感情は抜け落ちてすっきりとしていた。
この子はどんなときでも俺の欲しい言葉をくれる。
HJ「ふふ、じゃあ膝枕してよㅎㅎ」
『何がじゃあなんですか…
…はぁ…今回だけですよ』
でもね、こうやって甘やかしてくれるから君のこともっとって思っちゃうんだ。
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新井(プロフ) - 桜小路優雅さん» 桜小路優雅さんはじめまして！コメント並びにリクエストありがとうございます！返信遅れて申し訳ございません。 TWICEさんはいずれ書こうとは思っているのですが、書けるかはわかりません…どちらにしろ遅筆なので、気長にお待ちいただければと思います…！ (2021年9月3日 9時) (
レス) id: fd7e7604ee (このIDを非表示/違反報告)
桜小路優雅(プロフ) - 初めまして。いつもワクワクしながら読んでいます。初めてスキズのお話で大好きなのが見つかりました！できれば、こらからも続いて欲しいです。ハルくんとTwiceとかの絡みとか他のメンバーとの絡みなどみたいです。 (2021年1月31日 19時) (レス) id: da59d984a1 (このIDを非表示/違反報告)
たみ - 新井さん» とんでもないです、書いていただきありがとうございます〜！ハルくんどれもビジュアル最強で最高でした、、！！最新話のイエニちゃんとのお話もすごく素敵でした、、！これからも更新楽しみにしております！ (2020年12月30日 20時) (レス) id: d8b1869dc0 (このIDを非表示/違反報告)
新井(プロフ) - たみさん» たみさんはじめまして！コメント並びにリクエストありがとうございます！新井の個人的な好みでお顔が同じになってしまって申し訳ございません…！たみさんの頭の中で修正していただけるとありがたいです。 (2020年12月29日 5時) (レス) id: fd7e7604ee (このIDを非表示/違反報告)
たみ - よかったらなんですが、新井さんのセブチの小説のユウォンくんみたいにハルくんの各曲ビジュアルもぜひ見てみたいです、、絶対かわいい、、、 (2020年12月26日 20時) (レス) id: 65d7d5b1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新井 | 作成日時：2020年10月23日 6時
