始まった瞬間に終わる恋

#_38 ページ38

慎side







帰ってくるなり物凄い勢いで部屋に入っていった A


なんかあったのかな、そう言えばリハ終わり壱馬さんとご飯行くって行ってたっけ。







慎 Aー？大丈夫、？


呼んでも返答はなかった。





慎 開けるね


そこにはベットにうずくまって涙を流している Aがいた。





慎 え、ちょ大丈夫？なにがあったの？





　出ていってよ、





慎 なんかあったなら言いなよ





　言えないよ、言えるわけない。





慎 俺、わかってるから。





　え、？






慎 言ってみな？








　言う、ね。壱馬さんに告白した








慎 やっぱり、





　どーゆーこと？





慎 おれ好きなの知ってたよ。






　知ってた、の？







慎 それで壱馬さんなんて？？






　そっか。ありがとうって






慎 え？それだけ？






　当たり前だよ、ルール破ったんだもん





慎 え、返事は、？






　返事とかないよ、、だって、





慎 いくらなんでもそれはあり得ない。





　まことは私のこと責めないの？私悪いやつなのに、








慎 ちがうよ、悪いやつじゃない。






　なんでよ、、





慎 悪くないから、大丈夫。









なんでって、、


そんなAを好きになった俺の方が



もっと悪いヤツ

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