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美術室に入ると、まずは入口でみんなを観察することにした。
口出しせずに……
兵『もっとみんな早く捜せ!!』
涼『蓮、蓮!!』
香『誰も居ない…』
未『さくら、中尾とドア越しで話したって言ってたよね?』
香『うん
どっかに居るはずなんだけど』
花『ねぇ、○!!
そこのハッチは?ここ、これ』
○『あ〜ダメだ、開かない!!』
柳『おい、みんなロッカーあった!!
ロッカー!!』
立『ん〜ダメだ、こっちも開かねえ』
兵『おい、魚住また頼むぞ』
華『もう肩痛いし無理だよ』
兵『何でだよ!!』
玲『ねぇ須永くんから頼んでみてくれる?』
須『いや、何で俺が?』
玲『いいから、お願い』
須『…あのさ、さっきみたいにロッカーを…』
華『私に任せて!!』
未『愛の力だ…』
華『どいて』
兵『……さっきはしてくれなかった』
ガンッ!!!
その音でみんなの動きが止まった。
逢『やめた方がいいよ、その中にも爆弾が仕掛けられてる
強引に開けたら爆発するよ』
香『何でそんな事知ってるの?』
その質問に逢沢くんは先生のパソコンを置いて
逢『みんなここから出ようか
さもないと………爆破する』
そう言いながら先生が付けてた時計型のリモコンを自分の腕に付けて私達に見せてきた
甲『お前が内通者か』
逢沢くんの言う通り準備室から全員出た
香『何で逢沢が?』
逢『僕は先生に頼まれて、みんなのお目付け役として動向を見守って来たんだ』
すると甲斐くん、石倉くん、須永くんが目線を合わせて頷いているように見えた。
また暴力…か…。
逢『先生は自分に万が一の事があったら僕に託すと言っていた
だから先生が回復するまで、僕が代わりに役目を果たす』
甲『いや…お前そんなに景山の事が好きだったのかよ』
逢『そうじゃない
僕はただ真実が知りたかっただけだ
彼女をずっと撮って来たのに助ける事が出来なかった
だから…』
ドサッ!!
逢沢くんの意識が甲斐くんとの会話に向いてる瞬間に
石倉くんと須永くんは逢沢くんを取り押さえた。
逢『離せよ!離せ!!』
暴れてる逢沢くんの腕から時計型のリモコンを甲斐くんは奪い取った。
甲『お前に殺しはできねえ
だから躊躇する必要もねえ』
逢『うっ!!』
言葉通り逢沢くんを躊躇いもなく殴った。
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たまきた(プロフ) - とても面白いです!無理せず更新頑張っていただきたいです!! (2019年6月6日 18時) (レス) id: 34f0d460fd (このIDを非表示/違反報告)
いぎ(プロフ) - こんばんは!一気読みしてしまいました!とても面白いです!!コナンも入ってて発狂しましたー!!更新頑張ってください!楽しみにしています! (2019年5月13日 2時) (レス) id: f55d613724 (このIDを非表示/違反報告)
melody(プロフ) - 初めまして。更新待ってました。大好きなドラマがコラボしているので嬉しいです。忙しいと思いますが楽しみにしてるので頑張って下さい。 (2019年4月21日 8時) (レス) id: b80f9b3656 (このIDを非表示/違反報告)
小坂部 - 更新ありがとうございます!すごく発狂しました。とても大好きです!応援してます! (2019年4月12日 18時) (レス) id: 1f2053feb0 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシカ(プロフ) - いえいえ、私もベルモット好きなのでそちらでもいいと思います。いつも楽しく読んでいます、これからも頑張ってください! (2019年4月4日 15時) (レス) id: f57dbc4bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻宮みゆ | 作成日時:2019年4月3日 19時