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*Kakeru Makabe side*


モニター越しに春の隣に立つ
先生の姿がそこにあった。
でもまだ本調子じゃないのはこっちからでもわかる。
それくらいフラフラしていた。




「柊一颯が現れました!!」

柊『倒れたという情報が出回っていたのでさぞかし驚かれた事でしょう
でも生徒に情報を拡散させたのは"僕の指示"です』


『先生……』

柊『……ありがとう…春
よく頑張ったな……』

『ううん………言いたい事…ぶちまけられたから…』

柊『さて!!
爆弾の数も減って来ちゃったので、新しい武器が欲しくて
だからっ…』




と……突然言葉が途切れる。
その瞬間春の肩に先生の腕が回る。
立ってるのもやっとなのに…ここまでして…
景山と春と…俺達の為に……




香『ぶっきー、痛みが…』

さ『本当は立ってるのもやっとなのかもしれない…』






『先生……?』

柊『全ての武器をここに置いて撤退してください』




するとSITの1人が先生……じゃなくて
春に銃口を向けてレーザーポインターをまた当ててきた。




○『っ!!
おい、何でだよ!!』

須『落ち着けって、真壁!!!!』

○『っ…………ごめん……何でもない…』




ここにいるSITが、春の事情を知ってるわけがない…って思うんだけど…
…警察の中に味方なんているんだろうか…と疑いたくなってしまう。
そして先生が、春が狙われたことを見逃すはずがなく、爆弾を爆破させた。




柊『ご安心ください!!
隊員の皆さんは無事です
ただ…次は本当に…真上にある爆弾を爆破させます!!
どうしますか?』






瀬『どうして…』

逢『先生は全部自分のせいにしようとしてるんだ
僕達を守る為に…』







隊員達は先生の指示通り銃を床に置いて撤退して行った。



柊『ご協力に感謝します
代わりと言っては何ですが
これからSNS Mind Voiceにある情報を流します
それをご覧になれば皆さんの考えが変わるかもしれません』

『先生っっ!!
もういいよ……警察だってもういない…』




春が、苦しくて立っている事ができなくなって膝と肘を床についている先生に
もういい…と言うように止めるけど
それでも先生は手で制して
ペン型のマイクに声を入れ続けていた。




柊『一体、僕が何をしようとしているのか
Let’s think.









ああ…………やっぱり勝てないなぁ……先生には

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たまきた(プロフ) - とても面白いです!無理せず更新頑張っていただきたいです!! (2019年6月6日 18時) (レス) id: 34f0d460fd (このIDを非表示/違反報告)
いぎ(プロフ) - こんばんは!一気読みしてしまいました!とても面白いです!!コナンも入ってて発狂しましたー!!更新頑張ってください!楽しみにしています! (2019年5月13日 2時) (レス) id: f55d613724 (このIDを非表示/違反報告)
melody(プロフ) - 初めまして。更新待ってました。大好きなドラマがコラボしているので嬉しいです。忙しいと思いますが楽しみにしてるので頑張って下さい。 (2019年4月21日 8時) (レス) id: b80f9b3656 (このIDを非表示/違反報告)
小坂部 - 更新ありがとうございます!すごく発狂しました。とても大好きです!応援してます! (2019年4月12日 18時) (レス) id: 1f2053feb0 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシカ(プロフ) - いえいえ、私もベルモット好きなのでそちらでもいいと思います。いつも楽しく読んでいます、これからも頑張ってください! (2019年4月4日 15時) (レス) id: f57dbc4bc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻宮みゆ | 作成日時:2019年4月3日 19時

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