先生と私【3年A組】#4

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警察が来た気配を察知して
私は一歩踏み出した。





『よっと…』

｢!?
1人の女子高生です!!
逃げてこれたのかい?
さあ、こっちに…｣

『私って警察が大っ嫌いなんですよ』

｢｢!!｣｣

『元両親からの虐待も、元両親からの指示で知らない男に強 姦された時も
誰も私の言葉なんて信じなかった
だからベルムズに強 姦された時なんて通報すらしなかった
どうせまた……助けてもらえないから
期待するだけ無駄だから』

"五｢…………｣"

『だから私はアンタ達なんて殺そうと思えば殺せる
邪魔するならアンタ達の上爆発させることだって簡単にできる』

｢お、落ち着きなさい…｣

『人質の女子高生撃ちます?
今私の胸にレーザーポインター当ててましたけど』  

"五｢おい!!人質を撃つのだけは止めろ!!｣"

｢し、しかし!!｣

『これ以上こちら側に進む気でいるなら爆発させます…』



ドゴォォォン!!

響く爆音と吹き付ける爆風に思わず目を閉じた。
爆発したのは警察の後ろ側辺りだった。





『…………これで共犯…』

｢少女を保護します｣

"五｢いや、待て……おい!!｣"

『武器を置いて
今度は真上行きますよ』



警察と睨み合い、ボタンに触れようとしたその時だ。




柊『そこまでです!!』



先生が来たのだった。
でもまだ額には汗をかいている。
無理をしてここまで来たんだ。




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前作の最後に言っていた
1年生の頃からの先生と春瑚ちゃんの
お話を番外編として作成しました。
先生と私の夢物語【3年A組】
もしよろしければ、お気に入り登録や評価よろしくお願いします。

こちらの本編を主に書いていきますので
番外編は更新不定期になりますので
そこだけご理解ください。

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