栗「……二十一話?」 ページ22
炭「おはよう!A!」
『おはよう、炭治郎。』
教室でボーッと外を見ていたら教室に入ってきた炭治郎が笑顔で挨拶してくれる。
相変わらずあたしは笑顔にはならないけど。
炭「今日は体育祭だな!」
『うん。開会式までに男子は男子更衣室で女子は女子更衣室で体操服に着替えておかなきゃいけないね。』
炭「そうだな。遅くなれば人がたくさん来るだろうし今のうちに着替えに行っておこう!」
『それもそうだね。』
善「ギャァァァ!!!」
炭「『!?』」
外から善逸の叫び声が聞こえて窓の外から校門を見ると風紀委員の仕事の服装点検のために毎日校門前で立ってる善逸…と冨岡先生がいた。
冨「我妻っ!何度言えば分かるんだ!髪を黒く染めろっ!」
善「だから地毛なんですってば!」
冨「口答えするな!」
善「ぶへっ!」
冨岡先生が思いっきり善逸のほっぺを叩いて善逸が泣き叫んでいる。
善逸、周りの視線気づいてよ…。
ものすごく変なものを見るような目で見られてるよ。
それに冨岡先生の噂の暴力。
もはや止めれる人はしのぶ先輩しかいないとか。
炭「…あとで善逸を慰めよう。」
『うん。』
炭治郎の言葉に頷いた瞬間足音が聞こえてあたしと炭治郎は同時に振り向いた。
『あ、カナヲ。おはよう。』
炭「おはよう!カナヲ!」
栗「おはよう。A、炭治郎。」
カナヲはにっこり微笑んで返してくれる。
うん。
今日もカナヲは可愛い。
カナヲは荷物を机の横にかけたらあたしのもとに来る。
手には体操服が入った袋。
栗「A一緒に着替えに行こう。」
『うん。いいよ。』
あたしも体操服を持ったら炭治郎を見る。
『炭治郎も伊之助を連れて着替えてきて。』
炭「あぁ、分かった!」
そしてカナヲを見た瞬間カナヲがいつもより大きな声で炭治郎を呼んだ。
栗「た、炭治郎っ!」
炭「ん?カナヲ、どうした?」
栗「あの…。」
…うん、ここは背中を押そう。
あたしはカナヲの肩に手を回したら炭治郎に言う。
『炭治郎、カナヲは炭治郎を支えてあげたいんだって。だから今日の体育祭も優勝できるようにサポートしたいって。』
炭「本当か!」
炭治郎が嬉しそうに笑ってカナヲを見たらカナヲは真っ赤な顔をして必死に首を縦に振る。
それを見たらねぇ。
炭治郎ってば本当に嬉しいみたいでカナヲの両手を握った。
炭「ありがとう!カナヲにそう言ってもらえてうれしい!頑張ろうな!」
栗「う、うん!」
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時