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炭「十六話だな。」 ページ17

五月上旬。

あたしの今の状況。

物凄く面倒くさいことになってる。

富「やっと捕まえたぞ。」

『すみません。邪魔です。』

冨岡先生に捕まってます。

善逸や炭治郎、伊之助はちょうど用事で職員室に行って待っていたら何故か冨岡先生が来た。

しかも教室だから人の目もある。

やめてくれないかな。

目立ちたくないのに。

富「いい加減髪を黒にしろ。」

『だから地毛ですって。なんなら小さい頃の写真見せましょうか。』

いや、待って。

小さい頃のって笑った写真しかないかも。

『やっぱりナシで。』

富「黒髪にしろ。」

『もぅ。面倒くさい。』

こんな時、救いの神なんていないかな。

…いるわけな…。

「ちょっといいかな二人とも。」

えまじで来た。
あたしと冨岡先生が声のした方を見ればそこにはキメツ学園産屋敷耀哉校長が立っていた。

富「校長…。」

『校長先生、お久しぶりです。』

産「うん。久しぶり、A」

富「!?話したことがあるのか。」

『……。』

産「ここじゃあ話しにくい。校長室で話そう。」

校長先生がそう言ってにっこり笑うから冨岡先生も大人しく頷く。

あたしも校長先生について行っていたら教室の人の声が聞こえた。

「天宮さんなにかしたの?」

「普段大人しくしてやることはちゃんとやってる人なのに。」

「やっぱり髪色?」

うんやっぱりなんか言われてるよね。

あたしは視線を動かさずただ校長先生の背中を追いかけた。
〜☆〜
富「校長、話とはなんでしょうか。」

校長室に来たあたし達は席に座った校長を見る。

でもあたしは今から言われる言葉が分かる。

産「冨岡先生、Aの髪の事は許してあげてほしい。」

富「何故でしょうか。」

産「A、おいで。」

そう言われてあたしは校長先生の横に立つ。

産「Aは今大人気のアイドルだからね。」

富「…は?」

え、初めて見た。

冨岡先生がびっくりする顔。

今までずっと怒ってる顔か真顔しか見たことなかったのに。

産「Aはキメツ学園の中学の時に私に打ち明けてくれたんだよ。それでAは親も病死で一人暮らし。それに大事な私の子供の夢を壊すわけにはいけない。」

うんさすがに校長先生には話したほうがいいと思って無惨と一緒に言いに行ったんだよなぁ。

校長先生はまだびっくりしてる冨岡先生に微笑んだら口を開いた。

産「冨岡先生、いいかな?」

冨「…御意。」





ふぅ。これで注意されることはないね。

禰「ふがふがっ!」十七話→←善「十五話《キリッ》。」



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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