車内恋愛。【Yabu】 (ページ46)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:28,907 hit

46 ページ46

そういえば、ちょっと前の話。

圭人と光に2人で会いに行った。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aちゃんと俺が付き合い始めた次の日。
2人で圭人のところに行った。

宏｢昨日はごめん｣

圭｢気にしないで！
それより、2人は結局どうなったの？｣

｢付き合うことになりました｣

圭｢本当に？
昨日、A何も話してくれなかったからダメだったのかと思ったよ…
でもよかった！2人のこと応援してたんだよ
お似合いだね｣

｢ごめんね圭人、今日言うからいいかな？って思ったの｣

圭｢本当に心配したんだよ！

ねえ、薮くん薮くんおめでと(小声)｣

宏｢ありがと
good luck の意味やっと分かったよ｣

圭｢それはそれはよかった

じゃ2人とも、明日からはちゃんと2人で電車乗るんだよ？圭人は真ん中あたりの車両乗るから｣

｢でも…｣

圭｢圭人がそうじゃなきゃ嫌だから
ね？A｣

｢分かったよ｣

圭｢あの…ゔぅ…幸せにね…ゔぅ…｣

｢圭人ったらー泣かないの｣

圭｢俺、嬉しくて…ゔぅ…｣

宏｢本当ありがとな｣

｢圭人、今日ちょっとだけ帰り遅い｣

圭｢OK
Aのお母様に伝えておくよ｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

圭人に会いに行った翌日。
2人で今度は光のところに行くことにした。

光｢薮からちょっと話は聞いたよ
2人とも付き合ってるんだって？｣

｢そうなの｣

光｢ほら、俺の言った通りになったじゃん｣

宏｢そうだな
光には感謝しかない｣

｢え？なになに？｣

光｢ここに至るまでね、俺が関わってきてるんだよ｣

｢どゆこと？｣

光｢俺が薮にアドバイスして…宏｢ちょっと、光！恥ずかしいからやめろって｣

光｢ははっ分かったよ
もうこれ以上は話さない｣

｢えー気になるなぁ｣

こうしてお世話になった2人への挨拶は終わった。