dryflower 〜 sho.hirano 〜

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神『まじでお前ら紫耀のこと好きだよな』




『え、そー？
いやでも紫耀が彼氏は人生勝ちでしょ』




訳の分からないことをグダグダ話す会話の中に、

そんなことを言いながらもお互い恋愛感情が
生まれることはないって分かっているからこそ
成立する友情だから関係が壊れることはない。




平『まじ冗談もその辺にしとけよ(笑)』




『はーい(笑)』




今の関係が心地良い、

心から楽しいってそう思える。




『ジンもさ、彼女作ればいいじゃん』




神『えー俺？』




平『確かに、モテるのに彼女作らんもんな』




『そうそう、でしょ？』




神宮寺が彼女つくらん理由、なんて、
まぁなんとなく分かってしまうけど。




神『彼女とか正直めんどい』




『遊びたいだけでしょ(笑)』




神『バレた？』




『最低ー！』




でもこんなにチャラそうに見えて
実は根はしっかりした神宮寺やから

ほんとは他に理由がある気がしてしまって。




まぁ、それが何かは分からんのやけど、、




『やっぱりジンより紫耀の方が好き！』




神『ほんとひでぇ奴 (笑)』




平『もうこいつほんまどうにかしてや(笑)』




『うわ！酷い！泣いちゃう！』




そう言って神宮寺に駆け寄り縋る姿に、

“ お前言ってることとやってること違いすぎ！ ” って
頭を叩かれ大袈裟にその箇所を抑える姿を背に
また歩き出す。




平『んじゃ、俺授業あるから』




神『おう』




『紫耀またね！』





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