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「お疲れ様です!」
廉『あれ、なんかご機嫌やんか』
チラッと顔を覗かせた廉くんと少しだけ
言葉を交わす
「そうですか?」
いつもくしゃっと綺麗に笑う廉くんが
何故か歪んだ顔をした気がして
不安になったのも束の間、
すぐにいつもの笑顔に戻るから
私の気のせいか、と肩をなでおろした
廉『はよ着替えてき (笑)』
「呼び止めたの廉くんじゃないですか!」
いつもみたいにテンポの良い会話をしてから着替える
ピアスを外すのは何回やっても寂しくて
肌身離さず身につけていたいのが本心だけど
グッと堪えて大切にポーチの中にしまう
廉『Aちゃん、あっちのテーブルお願い』
「はい、わかりました!」
また、今日も同じ1日が始まる
「ご注文お決まりでしょうか?」
神『あれ、Aちゃんじゃん久しぶり!』
キラッキラの笑顔を振りまくのは
苦い記憶の中の神宮寺さん
「今日はおひとりですか?」
神『うんそうだよ、Aちゃんここでバイトしてるって紫耀から聞いてたからさ、来ちゃった』
「え?」
神『あ、注文いい?』
「はい」
颯爽と色んなことを言い放つから
神宮寺さんといると心臓がもたない
「ゆっくりしていってくださいね」
注文を取ったあとそそくさにその場を離れ
ホッとひと息つくと、
“ 知り合いなん? ” って声が後ろから聞こえた
「え?」
廉『あいつ』
目線の先は明らかに神宮寺さんだった
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みう(プロフ) - プー(名前)さん» コメントありがとうございます^^そのようなお言葉を頂けて光栄です(;;)至らない点がまだまだあると思いますが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月8日 23時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
プー(名前)(プロフ) - しょうくんがなんでずっととか永遠の言葉が嫌いなのか気になってるし、最後は絶対2人が安心して付き合えてたらなって毎日毎日更新楽しみにしてます!! (2020年3月8日 19時) (レス) id: fd9a756067 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ななかわさん» コメントありがとうございます^^ そのようなことを言って頂けて嬉しい限りです(;;) 神宮寺くんの今後も含めてこれからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月4日 18時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
ななかわ(プロフ) - 色々なキャラの思惑が蠢いてる(?)作品ですが、そんなのものともしないしょうくんのイケメン具合が好きです笑 じぐが何を考えているのか気になります! (2020年3月4日 11時) (レス) id: fe68b6cd78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みう | 作成日時:2020年1月11日 23時