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ページ40

おとうさん が なんにち も へや から でてこない




どうしたのかな




しんぱいだな



さっき おとうさん の へや で




すごい おとがした




おとうさん だいじょうぶ かな




あとで ようす みにいってみよう






次のページをめくると、今度は赤黒い字で文が書かれていた。






ケンヲモッテオドルモノ




クルクルマワッテクビヲタツ




クルッタヨウニワラウモノ




ヤイバツキタテジガイスル






ユウは今までとは打って変わり、まるで恐怖をあおるようなページに怖くなり、日記を閉じようとすると、それに反発するようにページにじわじわと何かが浮き出てくる。




赤黒いミミズの張ったような字でどんどんページが埋め尽くされていく。




日記を埋め尽くしていくのは「サミシイ」「イタイ」と悲痛な言葉ばかりだ。




そのとき、ガシャンッ!とガラスが割れる音がした。




びっくりして音のした方を見ると、いつの間にか少女が部屋の前に立っていた。

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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年4月9日 22時

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