本当の気持ち 【stxxx】

裏側 ページ26

side You.


「なんでネットの世界の活動を始めたの？」







莉犬さんに聞かれた。




正直、聞かれたくない事だった。





今でさえ仲が良いように見える"だけ"の家族だけど







その裏側は真っ黒だったから。


でも答えてあげた。


美月「私は､､









この世界が大嫌いだったから。」



なんて、自分がどんな顔をしているか分からないまま口に出した。



さ「この世界が大嫌いだったから､､？」


さとみさんが聞いてきた。



んん､､こんな空気にするつもりはなかったんだけどなあ？



だから私はお得意の"演技"でこう言うんだ。






美月「なーんちゃって！wﾆｺｯ」


こ「は？」



んん､､！怖い！怖いよころんさん､､！！:( ;´꒳`;):


でも興味があっただけっていう理由もあながち間違いではないんだってwww


んん､､皆の視線が痛い((



まあ私が悪いんですが←



ちょっと部屋の空気が悪くなってきたところで莉犬さんが言った。


莉「ほんとに冗談だったの？」


訝しむような顔で恐る恐る聞いてくるもんだから



私は内心面白がりながら






美月「はい！本当にごめんなさい( ˊᵕˋ ;)｣




持ち前の明るさで返事をしてあげた。









もちろん嘘だけどね。


あんな世界､､んーんこんな世界どいつもこいつもクソばっか。






なんて思ってしまう私はきっと

一番被害者面してる









正真正銘のクズなんだろうな。

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