三十一 ページ34
遥「…三日月宗近」
三日月「ん?」
遥「アタシ、アンタと仲間になりたいんだ」
三日月「…ほう」
遥「奏先輩に「三日月宗近と仲良くしろ」って言われてさ。その時に考えたんだ、アタシなりに。前から仲間になりたいとは思ってたんだけどさ」
三日月宗近は目を細めて、お茶を静かに啜った。
遥「最初来た時は、1人は嫌だから仲間が欲しいって思っててさ。まぁ今でもそれは変わってないんだけど。でも無理に信用得るのめんどくて、わりと放ったらかしにしてたんだけど」
三日月「…」
三日月宗近はアタシを微笑みながら見つめていた。
遥「…まぁ、アンタ普段あんまり部屋から出てこないじゃん」
三日月「あぁ、だな」
遥「他の奴らとは自然にある程度仲良くなって、なんか仲間っぽくなってきた。でも、アンタとだけ距離が縮められてない。それがちょっと寂しくてさ」
スラスラと言葉は口から溢れてくる。
遥「…アンタとも、仲間になりたいんだ。今はアタシの事主って呼んでくれてるけど、無理に主って呼ばなくてもいい。忠誠も誓わなくていいよ。だけど、アンタと仲間になりたい」
三日月「…何のために仲間になりたい」
…なんの、ために。
遥「…わかんない」
三日月「わからない?」
遥「今はわからない。ただの直感。過ごしてる間に全員と仲間になりたい。そう思っただけじゃダメ?」
少しの沈黙。
それを破ったのは
三日月「…っふ」
三日月宗近だった。
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つるいち@政成(プロフ) - 蓮さん» お返事ありがとうございます!そうだったのですね、了解しました。更新楽しみにしております♪ (2017年12月20日 1時) (レス) id: 4f00fb374b (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - つるいち@政成さん» すみません、作成中でしたので一時的にパスワードを設定させていただきました。パスワードはもう外したので、自由に見れるようになりました!読みたいと思ってくださったのがとても幸せです。ありがとうございます!今後もよろしくお願いします! (2017年12月20日 1時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
つるいち@政成(プロフ) - はじめまして。この小説の続きを読みたいのですが、パスワードがわかりませんので、ぜひ教えて頂きたいです。こちらからのコメントで申し訳ありません(><) (2017年12月20日 0時) (レス) id: 4f00fb374b (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - ユーさん» 貴重なご意見ありがとうございます!挑戦してみます! (2017年12月11日 19時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 続きが早くみたいです!!!!後、個人的に女審神者の戦闘シーン的なものが見たいです!なんか、チートっぽいし、できそうな気がします。更新、頑張ってください!!!! (2017年12月11日 15時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜海 | 作成日時:2017年7月31日 19時