【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？【一期一振】

三十 ページ33

三日月「…」
遥「…三日月宗近」
三日月「…おや、これは珍しい」
遥「…ちょっと話したいと思って」
三日月「…ふむ、話か」




＊




三日月「まさか茶の入れ方がわからないとは、はっはっは！主は面白いなぁ」
遥「…馬鹿にしてんの…？」
三日月「あぁすまんすまん、怒らせるつもりはなかったんだ、許してくれ」




お茶を飲みながら、という事になった。

…お茶苦手だけど、頑張るしかない。




三日月「まぁ主は茶が苦手らしいからな、少し飲みやすいぶれんど茶にしてみた」




まって、なんでバレてんの？

しかもブレンド茶って、え、こいつ万能なの？




［ おにいには嘘がつけない！ ］
［ わりと何でもできる！でも料理は出来ない ］




…あのノートに書いてあること、どうやら本当らしい。




三日月「…して、話とは」
遥「！」




…しまった、三日月宗近は何が出来ないのか考えてたら考えてたシナリオ全部真っ白になった。

…まじか、まって、落ち着こう、きっと思い出せる。




遥「…」
三日月「言葉は選ばなくても良い。話したいように話せ」
遥「！」




…本当、こいつ不思議だな。

なんでこうも考えてる事分かるんだ。


…でも、そうだよな。

言葉を選ぶなんて、アタシらしくない。




遥「…三日月宗近」

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