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「ちょっと!なんで話し、

明日にしちゃうの?!」



偵察だかに行ってた彼から、せっかく何か聞き出せ

たかもしれないのに。






嘉「いやあのまま話し聞いてたら、いずれバレてた

よ?さっきでさえ動揺して、物音たてちゃったくら

いなんだから。」





たしかに…、それもそうか…。




年下のくせに、ごもっともなことをやたら冷静に言

われて少し恥ずかしくなる。




「はい…、その通りです…。」




嘉「ふははっ!笑 Aって怒ったり悲しい顔した

り百面相だな。」



「なっ…!」



そう言う彼は、顔をクシャッとして笑う。






笑うと可愛い顔…。




あっちの世界ではこのギャップが世の女性たちを虜

にしてるんだろうなぁ、と実感する。






嘉「そういえば、聞き忘れてた。どうやってここに

入ったの?なんで意識なかったの?」





ヤバイ…、その手の質問の答えを考えていなかっ

た…。



異次元から来たことを言えば、前みたいに利用され

ても困る…。





でもなんだか嘉将くんは、そんなことしないように

も思えるし…。





だけど、嘉将くん以外は分からない。





だって実際、壱馬くんを探しているとはいえ、あの

雰囲気は仲間を探す感じではなかった気がする。





「えーっと…それが酔っ払ってたみたいで、あまり

覚えてないんだよね!」





頭をフル回転させても、この答え方が限界だった。






嘉「ふーん…そうなんだ。」






あれ?案外、簡単に信じてくれた?





私は話しをそらすためにも、狭い部屋を見渡して、




「そっそれより、どこで寝ればいい?!」



嘉「俺は床で寝るから、ベッドで寝なよ。」





「えっ、いいよいいよ!私が床で寝る!」





嘉「女の子を床でなんて、寝かせられないから。」






「でも…、」




よく分からない急に現れた来客なのに、気を使わせ

てしまって申し訳ない…。





嘉「俺はいいよ、別にベッドに一緒に寝ても。」




彼はいたずらな笑みで言うもんだから、





「えっ遠慮なくベッドで寝させてもらいます!!」


と、私は慌てて掛け布団にくるまった。

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設定タグ:川村壱馬 , THERAMPAGE , battleoftokyo   
作品ジャンル:恋愛
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます!お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです( ; ; )私も早く更新できるよう努めますね( ; ; ) (2019年7月22日 22時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど、JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります!嘉将くんたちはどうなるのでしょうか?あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…? (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます!更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです! (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます! (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそじ | 作成日時:2019年7月7日 14時

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