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竜「おい、どういうことだよ？
LUPUSともう関係ないって…、
Aは奴らを知ってたのかよ…？
なんで言わなかった…？」
竜太くんは、嘉将くんの肩を掴む。
「違うのっ！私が…私がみんなに言わないでって言
ったの！まだ竜太くんたちのこと、全然知らなかっ
たし…、」
竜「でもこいつは…嘉将は俺らを信用してなかった
ってわけだろ？！」
ただでさえ目力のすごい竜太くんがは怒りがヒート
アップしてきて、さらに怖い。
嘉「違う！そういうんじゃない！信用してないとか
じゃなくて…どうしていいかわからなかったん
だ…。みんなも守れて、傷つけられたAも守れる
方法が思いつかなかった…。」
竜「…まさか…AがLUPUSの女とか言わねぇよ
な…？」
悲しそうに、そして少し呆れて笑いながら言う竜太
くん。
嘉「…。」
「…竜太くんっ、」
竜「ふっ…あはははは！こんな近くにターゲットの
女がいたのに？！灯台下暗しもいいとこだろ！！」
ガタンッと目の前の椅子を思いっきり蹴る竜太くん
の怒りに、私たちは何も言えなかった。
懸賞金付きの想い人を助けたい私の気持ちと、懸賞
金を追う彼らの気持ちが交差して、交わらない。
涼「おやおや…。仲間割れですか？困ったもんです
ねぇ。」
それまで黙っていた涼太くんが、ため息交じりに口
を開く。
涼「とりあえず…、その女を渡してくれますか？」
自分の腕時計をチラッと見た後に、私を見る。
「っ！」
また前回と、同じパターン。
どうせ従わなければ、またあの銃を向けられるに決
まってる。
嘉「…拒否する。Aは渡さない。」
竜「嘉将っ…！お前っ…、」
涼「って言うと思ったので、交換条件はどうでしょ
う？」
でた。
究極の選択をさせてるけど、涼太くんたちにとって
はどっちの選択をしても都合が良くなる仕組み。
そして上着のポケットから、一枚の紙を取り出す。
涼「ここにROWDY SHOGUNの拠点が書かれていま
す。どうですか？この情報と、その女と。」
「そんなっ…、」
チラチラと紙をチラつかせて、誘惑する涼太くんは
もうすでに勝ち誇った顔だ。
そんな中、竜太くんを見ればその紙に釘付けになっ
ている。
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます！お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです（ ; ; ）私も早く更新できるよう努めますね（ ; ; ） (2019年7月22日 22時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど､JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります！嘉将くんたちはどうなるのでしょうか？あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…？ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年7月7日 14時
