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「例えそうなったとしても、それでも
私はLUPUSが…、」
そこまで言いかけたその時、ノックもしないで竜太
くんが真剣な顔で、部屋に飛び込んできた。
竜「あいつらが来た。」
嘉「っ！…わかった、今行く。」
「あいつらって…？まさか…、」
壱馬くん？
あの時みたいに、迎えに来てくれた…？
嘉「Aはここにいて。」
嘉将くんは、出て行こうとする私をドアの前で両手
を広げて、通せんぼをする。
「嫌…。嘉将くん、通して…！」
もしかしたら、すぐそこに壱馬くんがいるのかもし
れない。
私は自分の存在を気づいてもらうために、少し声の
ボリュームを上げる。
嘉「A！静かにしなきゃ！」
「お願い！通して！！」
嘉将くんのたくましい腕を掴みながら出たい私と、
それを止める嘉将くん。
そして、半開きになっていたドアから私と嘉将くん
は、なだれ込むように出る結果になった。
「わっ！」
嘉「っ！！」
その際に、よろけた私の身体を受け止めてくれる彼
は、ここまできても優しい。
そのまま顔を上げると私たちの前には…、
「えっ…、」
涼「みーつけたっ。」
そこにはニッコリと微笑んで、私を指差すMAD
JESTERS涼太くんが立っていた。
「なんで…、」
私の頭の中は真っ白になるのと同時に、絶望感で真
っ黒になる。
よろけた身体を支えてくれていた嘉将くんは、私の
腕を掴んでいたが、さりげなく肩を抱く。
それに気づいた私は彼を見上げれば、小声で
嘉「だから言ったじゃん…。出ちゃダメだっ
て…。」
そんな…。
まさか涼太くんたちが来るとは、良い意味で夢にも
思ってなかった。
絶対、あの時みたいに壱馬くんたちだと思ったの
に…。
涼「A、おかえり。」
両手を広げて言うその顔は笑っているが、心は笑っ
ていない。
私が何も言えずにいると、
竜「Aになんの用だよ？」
涼「そりゃもちろん、LU…、」
嘉「関係ない！Aは…、LUPUSたちとはもう関
係ない！！」
涼太くんの話しを遮って、声を荒げる嘉将くん。
嘉「だから…出て行け。ここはお前らみたいな盗っ
人が来る所じゃない。」
私の肩を抱く彼の手に、グッと力が入る。
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます！お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです（ ; ; ）私も早く更新できるよう努めますね（ ; ; ） (2019年7月22日 22時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど､JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります！嘉将くんたちはどうなるのでしょうか？あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…？ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年7月7日 14時
